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マクルーハン理論 の商品レビュー

3.7

12件のお客様レビュー

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2020/07/10

インターネット登場以前の話であるが、じゅうぶん今でも通用する部分はあった。 新しいメディアによりわれわれの感覚は変容するし、それにたいする向きあい方も、従来のままではいけないということ。

Posted byブクログ

2019/02/22

共著:J・M・カルキン、ローレンス・K・フランク、レイ・L・バードウィステル、S・ギィーディオン、ジャクリーヌ・タイアウィット、フェルナン・レジェ、デイビッド・リースマン、H・J・チェイター、ギルバート・セルデス、鈴木大拙、訳:大前正臣、後藤和彦、解説:服部桂、原書名:Explo...

共著:J・M・カルキン、ローレンス・K・フランク、レイ・L・バードウィステル、S・ギィーディオン、ジャクリーヌ・タイアウィット、フェルナン・レジェ、デイビッド・リースマン、H・J・チェイター、ギルバート・セルデス、鈴木大拙、訳:大前正臣、後藤和彦、解説:服部桂、原書名:Explorations in Communication(McLuhan,Marshall;Carpenter,Edmund)

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2016/11/05

 電子メディアの登場でメディアやコミュニケーション、教育がどのように変化してくかを考察している。旧来のメディアには無いインタラクティブ性やリアリティ、拡散性によりコミュニケーションのあり方が変わりつつあることを旧来のメディアとの対比で示し、新たな時代の到来を告げている。さて、ここ...

 電子メディアの登場でメディアやコミュニケーション、教育がどのように変化してくかを考察している。旧来のメディアには無いインタラクティブ性やリアリティ、拡散性によりコミュニケーションのあり方が変わりつつあることを旧来のメディアとの対比で示し、新たな時代の到来を告げている。さて、ここで議論されている電子メディアはテレビやラジオでありインターネットではない。しかしインターネットとテレビの関係に当てはめても違和感がなく、まるで現在のメディアを考察しているように感じた。本質を見抜いた考察だからこそ時代を超えても訴えかけてくるものがある。

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2013/07/16

マクルーハン理論―メディアの理解 (1981年) サイマル出版会と、全く同じ。 「新しい葡萄酒は新しい革袋に」とは言われるが、 「古い葡萄酒を新しい革袋に」とは。 また、騙された感あり。

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2012/01/11

映像が新たな世界認識を作ったらしい。なんでも歴史を学ぶのは楽しいですね〜。テレビがリアルタイム性なら、ネットは時間の概念を自在にできるようにした気がします。最近フェイス部苦で時間差でタグづけされて若干、嫌な気分になりますから。

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2011/08/12

マクルーハンはやはり刺激的で、おもしろい。ただそれを全肯定するつもりはないが。 この本はマクルーハンとエドマンド・カーペンター(人類学者)が発行していた雑誌に寄せられた論文を集めたもので、1960年に刊行されている。 前半にはマクルーハン本人の短い文章が並び、後半はカーペンターか...

マクルーハンはやはり刺激的で、おもしろい。ただそれを全肯定するつもりはないが。 この本はマクルーハンとエドマンド・カーペンター(人類学者)が発行していた雑誌に寄せられた論文を集めたもので、1960年に刊行されている。 前半にはマクルーハン本人の短い文章が並び、後半はカーペンターから鈴木大拙まで、さまざまな寄稿者の文章が収められている。 マクルーハンの「メディアの履歴書」では、エドガー・アラン・ポーのスタイルについて、「結末から発端に逆の方向へ書く」という、「新聞」に由来する「同時存在性」の方法論であると指摘されており、これはなるほどと思った。探偵小説とは、既に物語の発端から結末に至るまで、すべてのものが最初から同時に存在しているのであって、単に「効果」を導き出すために、叙述がつづられているわけだ。そしてこの「同時存在性」はポーの大鴉やアッシャー家の崩壊、詩論にも指摘できる。 「新聞」もまた、世界各国の事件を同時にずらりと並べ、隙間には広告も含められる。 この同時性は、テレビというメディアによってさらに混然としたものとなるだろう。 カーペンターが書いた「新しい言語」も面白かった。彼の考え方はマクルーハンとほとんど同じである。 この本で言われている「電子メディア」とは、ラジオやテレビのことである。1980年に死んだマクルーハンは、その後に嵐のようにやってきたインターネットの時代を知らなかった。そして携帯電話、スマートフォン、ゲーム機のことも。 各端末をとおして、あたかも各人のニューロンがそのままデジタルな記号作用の情報網に接続されている状況を知ったら、マクルーハンはどれだけ興奮したことだろう。

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2011/05/05

「メディアはメッセージである」 マーシャルマクルーハンの、メディアの拡張を巻頭に、諸学者の様々な見解がオムニバス形式で語られる。 抽象的な言葉で終始語られるため、流し読みしようなんて浅はかな気持ちで読むと何も理解できない。 メモ 人間が作った全てのものは、人間の身体性の表象で...

「メディアはメッセージである」 マーシャルマクルーハンの、メディアの拡張を巻頭に、諸学者の様々な見解がオムニバス形式で語られる。 抽象的な言葉で終始語られるため、流し読みしようなんて浅はかな気持ちで読むと何も理解できない。 メモ 人間が作った全てのものは、人間の身体性の表象で、インターネットはまさに人間の脳神経そのものである。 人々は古いものを理想化し、新しいものを排除しようとする。 触覚>聴覚>視覚

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2011/05/03

サイマル出版からの再版、バンザイ! サイズも文庫本になって使い勝手もベターです。 マクルーハン理論は難解だが、その分、応用範囲も広い。そして、なにしろ電子メディア全盛の今になって、その威力が初めて分かるのがすごい。 メディアやテクノロジーに関わる人は一度は読んでおいて...

サイマル出版からの再版、バンザイ! サイズも文庫本になって使い勝手もベターです。 マクルーハン理論は難解だが、その分、応用範囲も広い。そして、なにしろ電子メディア全盛の今になって、その威力が初めて分かるのがすごい。 メディアやテクノロジーに関わる人は一度は読んでおいて損はないと思う。 本書は思考を深めてくれるだけでなく、視野を広げてくれるアンソロジーである。学術書の典型といってもいい。 最後に蛇足だが、鈴木大拙の論は、俳句論としてはいいのだが、仏教論としては、疑問符が付く。他の宗教で大上段に、キリスト教では、とか、イスラム教では、などと語らないだろう。仏教も一括りには出来ないほど、バリエーション豊かな思想になっているからだ。

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2010/06/20

「メディアはメッセージである」 「メディアはマッサージ」で有名なマクルーハン理論 口頭コミュニケーション時代の中世から印刷技術の発達やラジオ・テレビといった電子メディアの到来に伴う人類のコミュニケーションの進化を綴った斬新な理論はただただ圧倒される。

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2009/10/07

2009/9/5図書館で借りる→2009/9/22再び借りる 2009/9/19一度返却 1部.マクルーハニズム 1.聴覚的空間 2.言語に与えた印刷物の影響 3.メディアの履歴書 4.メディア・アフォリズム 5.壁のない教室 6.テレビとは何か 2部.コミュニケーションの新...

2009/9/5図書館で借りる→2009/9/22再び借りる 2009/9/19一度返却 1部.マクルーハニズム 1.聴覚的空間 2.言語に与えた印刷物の影響 3.メディアの履歴書 4.メディア・アフォリズム 5.壁のない教室 6.テレビとは何か 2部.コミュニケーションの新しい探究 1.新しい言語 2.触覚的コミュニケーション 3.キネシクスとコミュニケーション 4.先史芸術の空間概念 5.動く目 6.純粋な色 7.口頭と文字のコミュニケーション 8.読むことと書くこと 9.コミュニケーション革命 10.仏教における象徴主義

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