あなたの会社が壊れるとき の商品レビュー

箭内昇(著者)

2012/10/18

長銀の元役員のNIKKEI NETのコラムをまとめたもの。
タイトルほどのアクの強さはないが、どこで会社は間違えていくのか、ということがけっこう赤裸々。でも長銀だけでなくどこの会社でも多かれ少なかれこんなことはやっているよな、というところも思う。
新聞社のサイトのコラムということもあり時事ネタが多いので、今読むと失笑してしまうような箇所もあるけど、それはご愛嬌でしょう。

2011/06/19

タイトルに惹かれて買ったのですが、関係あるのは前半だけでした。

著者は長銀の破綻前に執行役員を辞任した方です。同じ破綻絡みで、JALの本も読みましたが、そちらとは大きく異なり客観的な事実が多く、まさに壊れる会社の様子を見ることができました。

後半は2002年頃の金融業界についての話が続いてます。タイトルとは内容が違う部分はありますが、当時の背景等を全く知らない私にとってはとても興味深い内容でした。

2009/10/07

相次ぐ企業不祥事、深まる金融不安…組織崩壊への予兆は、トップの決断のみならず、実は構成員一人ひとりの普段の思考・行動様式の中に潜んでいる。著者自ら遭遇した長銀破綻の経験から得た教訓をもとに、多くのビジネスマンに奮起を促す書。

自分はそういう会社で働いているわけではないのですが、もしも、自分がそうだったら・・・
という思いで見るとちょっと意識を変えたいと感じるかもしれません。。。。

2009/10/04

著者自ら遭遇した長銀破綻の経験から得た教訓をもとに多くのビジネスマンに奮起を促す本。「大企業病」は他人事ではない。

2009/10/04

古今東西、世の中っていうものは、人間の業とか性とかが支配していて、わかっちゃいても思い通りにならないことがあって、つまるところ、人間というものは、感情によって構築されていて、それが人間という一動物の特徴であるのだろうと思います。ホント、どうにもならないことがあって、無能のアイツにアタマにくる、というよりも、どうにもならない状態にムショウにアタマにくるというか、虚無を感じるというか、焦燥感があるというか、情けなさというか無力というか、そんな怒りに似たイライラ感がある今日なのであります。