赤川次郎ミステリーコレクション(10) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
推理小説としての話の複雑さは逸品だが、後味はあまり良くない。 読んだのは2度目だが、あまり楽しくはなかった。 主人公は女子校に転校してきたばかりなのに、 無理矢理生徒会に立候補させられる。 学校でのありえない話が続く中、 家庭でもありえない事態が進展する。 父親のつきあっていた女性が殺される。 母親の婚約相手は、まだ離婚しておらず、 行方不明になった上に、婚約相手の妻の両親が殺される。 結末までの複雑さは推理小説としては「コレクション」にいれてもいいと思うが、 話の筋と内容は納得できないところもある。
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中学生以来に読んだ赤川次郎作品。 なんとなく小中学生が読む部類の作家だと勝手に思い込んでいたのだが、まったく見当違いだった。ミステリーーの謎自体はなんとなく想像できて奇抜でもなかったが主人公の女の子の妙に成熟した心理描写が面白かった。ミステリー小説としてではなく心理描写のみに対す...
中学生以来に読んだ赤川次郎作品。 なんとなく小中学生が読む部類の作家だと勝手に思い込んでいたのだが、まったく見当違いだった。ミステリーーの謎自体はなんとなく想像できて奇抜でもなかったが主人公の女の子の妙に成熟した心理描写が面白かった。ミステリー小説としてではなく心理描写のみに対する評価でもある。
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赤川次郎は余り好きではない(割には結構読んでる)けれど、これはラストが印象的で妙に頭に残っている。始めと終わりが微妙にかみ合っていないのが気になるところ。
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