生命農法・新版 の商品レビュー

高橋丈夫(著者)

2022/09/08

著者は、養鶏農家に生まれ、無投薬養鶏を実現し、養鶏場から農業、地域の環境、地球規模での人や自然のあり方へと、広い視野を持ち追求していく。

情報をただ鵜呑みにせず、自分の感覚で、本当なのかと問い実践、常識では考えられないことを試していく。
ただ、ただ、すごい人がいたものだと感心した。

「どんなに美味しいものであっても、人の口を喜ばせるだけのものであり、食べる人の生命に寄与するものでないと完全食品ではない」という。
今の世の中、そこまで考える農家は、いるだろうか。

著者は、百姓と名乗っており、
そこに誇りを持っているように感じるが、
宗教者、研究者とも言えるだろう。

2009/10/04

自然体の養鶏、自然体の農業を実践している高橋さん。
クスリを使わず、農薬を使わず、しかも効率よく育て、
なおかつおいしくて栄養抜群。まさに地球との共生。

高橋さんの卵や野菜を食べると、スーパーで売られている
卵や野菜がどれだけおいしくなくて、栄養が乏しいか、実感できる。

これなら量を食べなくても体が満足するので、ダイエットにもなるのでは
ないかと思う。といのは、現代人はほとんどある種の栄養失調にかか
っているのだ。栄養が偏りすぎているとか、量を食べても現代の野菜
には栄養素がほとんどふくまれていなかったりするからだ。

とにかくおいしい、愛情たっぷり、是非トライ。