精神分析という営み の商品レビュー
【目次】 序文 序にかえて 第一章 「私」の危機としての分析的営み 第二章 こころの空間、治療の空間 第三章 逆転移に「利用される」こと――自己愛との交わり 第四章 ものが単なるものでなくなること――わからないこと、生きていること、開かれること 第五章 ひきこもることとつなが...
【目次】 序文 序にかえて 第一章 「私」の危機としての分析的営み 第二章 こころの空間、治療の空間 第三章 逆転移に「利用される」こと――自己愛との交わり 第四章 ものが単なるものでなくなること――わからないこと、生きていること、開かれること 第五章 ひきこもることとつながること 第六章 エディプス、プレエディプス、私たちの生きる場所 第七章 中立性という謎 第八章 共感という罠――不可能な可能性 第九章 カウチ、隔たりと生々しさの逆説 第十章 プライヴェートな営み、生きた空間 あとがき
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精神分析が「営み」であることが実感できる。 日々の臨床のなかで、もっとしっかりと生々しい感情に向き合っていかないと、と反省。 生きることに真摯でありたいです。
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味わい深い。精神分析というと、どうも理性で細かく人を分析してるようなイメージが伴うが、その内実はまったくの逆で、「感じる」ものであるということを、これでもか、と示してくれる。人と人が接する瞬間という劇場(激情?)をモノクロ写真でパッパッパと見せられているような、ジワジワ胸に来る、...
味わい深い。精神分析というと、どうも理性で細かく人を分析してるようなイメージが伴うが、その内実はまったくの逆で、「感じる」ものであるということを、これでもか、と示してくれる。人と人が接する瞬間という劇場(激情?)をモノクロ写真でパッパッパと見せられているような、ジワジワ胸に来る、かつ趣ある一冊だった。
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