艦爆隊長の戦訓 の商品レビュー
真珠湾から終戦まで艦爆に乗って戦った筆者の回顧録。戦後知った事も織り交ぜて自分の考えを述べています。批判したり認めたりと真面目な考え方で、あとがき内で20代がわかるよう書いたと言っていましたが、わかりやすかったです。 アリューシャン作戦の帰りたくても帰れなかった仲間の話がなんとも...
真珠湾から終戦まで艦爆に乗って戦った筆者の回顧録。戦後知った事も織り交ぜて自分の考えを述べています。批判したり認めたりと真面目な考え方で、あとがき内で20代がわかるよう書いたと言っていましたが、わかりやすかったです。 アリューシャン作戦の帰りたくても帰れなかった仲間の話がなんとも……
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太平洋戦争を通じて生還した筆者が語る、作戦の是非とサバイバル。 生と死の狭間を垣間見た気持ちですよ。 あなたも、大海原と大空の戦いのど真ん中に存在して見て下さい。
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型通りの戦記。なかなか面白い。第二次大戦最後の半年は消耗が激しすぎ、この著者のように何らかの原因で前線から離れていないといかに優秀でも生き残れないのだなと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
個人的にとても気になったのが↓の部分です。 ※96式から99式に乗り換えた時の心境 ※山本五十六長官の真珠湾攻撃案に対する持論(必ずしも必要では無かった) ※ミッドウェーに先駆けて、セイロン島コロンボ港在泊艦船攻撃の時に雷装から爆装への兵装転換 ※角田覚治少将が海軍兵学校教頭の頃(昭和十二、三年頃)源田實少佐の講演に対する評 ※空地分離方式に対する評 初めて読む話もありとても勉強になりました。 同僚や部下の方々、銃後の方々に対する深い思いやりと、単純な反戦ではない戦争感をお持ちのように思えました。 改めて心からご冥福をお祈りします。
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