自殺死体の叫び の商品レビュー
図書館で「衝動借り」してしまいました。 ふつうのお医者様でなく「監察医」を選ぶ方は、ちょっと特殊というか、理解の範疇を越えた感性の持ち主という気がしていましたが、著者の上野先生は魅力的な方で、考え方にも共感できました。 いちばんの教訓は、「自殺は自分のためにも、そのほかのひとのた...
図書館で「衝動借り」してしまいました。 ふつうのお医者様でなく「監察医」を選ぶ方は、ちょっと特殊というか、理解の範疇を越えた感性の持ち主という気がしていましたが、著者の上野先生は魅力的な方で、考え方にも共感できました。 いちばんの教訓は、「自殺は自分のためにも、そのほかのひとのためにも、絶対してはいけない」ということです。 これがこの本を書かれた目的だとおっしゃっていますので、その意味で効果的だと思います・・・ ちょっと電車の中でタイトルが見えるのをためらってしまう本ですし、夜ベッドで読むとうなされそうな内容でもありますが、読んでよかったとおもいました。
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本当に辛い思いをしている人に 私はそれでも「頑張れ!」とは言えないし 言いたくもない。 でも、生きていくことをやめてしまう前に その勇気があるのなら その環境から逃げて欲しいなとは思う。 やっぱり生きていて欲しいもん。 ‥って なんだか本の感想じゃなくなっちゃ...
本当に辛い思いをしている人に 私はそれでも「頑張れ!」とは言えないし 言いたくもない。 でも、生きていくことをやめてしまう前に その勇気があるのなら その環境から逃げて欲しいなとは思う。 やっぱり生きていて欲しいもん。 ‥って なんだか本の感想じゃなくなっちゃったけど ま、いっか。。
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平成15.8.25 初版 476 美しい森の中で大自然に帰るように死ぬ――という幻想が、人々を青木ヶ原に引き寄せる。しかし現実には、遺体を野ざらしにする死に方は、列車へ飛び込んだ轢死体と何ら変わりはないむごい姿をさらす。変死体解剖三十四年の経験をもつ著者が、樹海で白骨化した死体の...
平成15.8.25 初版 476 美しい森の中で大自然に帰るように死ぬ――という幻想が、人々を青木ヶ原に引き寄せる。しかし現実には、遺体を野ざらしにする死に方は、列車へ飛び込んだ轢死体と何ら変わりはないむごい姿をさらす。変死体解剖三十四年の経験をもつ著者が、樹海で白骨化した死体の語る真実、首つり自殺の落とし穴、一酸化中毒の恐怖、家族の苦渋など、自殺死体から読みとったメッセージを明かし、自殺大国となった日本の現状に警鐘を鳴らす!
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コレを読めば自殺願望など失せる。 自殺は決して美しくなどない。美化された自殺の現実を教えてくれます。
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これを読めば、いかに自殺したくなくなるのがよく分かります。 こんなむごたらしい死に方をするぐらいなら、死ぬ物狂いで生きた方がまし、という感じですかね。 上野さんはあくまでも自殺した死体を解剖した経験を踏まえて、自殺はいかに迷惑か、そうした社会背景などを書いて自殺を止めるよ...
これを読めば、いかに自殺したくなくなるのがよく分かります。 こんなむごたらしい死に方をするぐらいなら、死ぬ物狂いで生きた方がまし、という感じですかね。 上野さんはあくまでも自殺した死体を解剖した経験を踏まえて、自殺はいかに迷惑か、そうした社会背景などを書いて自殺を止めるよう、警鐘を鳴らす文で締めくくられています。 レビューではありきたり、と書かれていますが、死体を通しての自殺防止本はありません。 いかにむごたらしいか、じっくり読むことをおすすめします。 赤鬼の描写も、ものすごくえぐいです。グロ画像はありませんけど、描写が生々しいのです。
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京大合格発表の日に淀屋橋で買って読んだ本。府立大から京大まで暇だったから・・・ 美しい死に方なんて、ひとつもない 人は自然に生まれてくるのだから、死ぬときも自然でありたい 自殺死体を数多く見つめ声を聞いてきた上野先生の言葉。
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miti、この方の著書はほとんど拝読してるです。内容ほとんどみな一緒。 監察医の方が自殺ってね、迷惑だし、死体がきったないの。とのこと。 でも結局監察医の自画自賛です。って最近あたくし、辛辣だわ。
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