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白洲正子と楽しむ旅 の商品レビュー

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2016/08/02
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白州正子はボーボワールの第二の性の「人は女に生まれない女になるのだ」という言葉に反発し、「女になるならなぜ女でも男でもない人間になってはいけないのかそれが私のテーマであった」と書いている 思いのほか小さな、古びた漆塗りの箱に鍵もかけず2つの能面が仕舞われていた。翁と延命冠者。思い切りの良いおおらかな彫りの跡が今なおみずみずしくその生き生きとした表情に目を奪われた。魂が込められたものの命は時空を超える。それこそが本物と言うことだろう。

Posted byブクログ