純粋理性批判(上) の商品レビュー
『啓蒙とは何か』でカントは、人が未成年の状態から抜け出すには自らの理性を行使しなければならないという趣旨のことを言っていたけれど、その『理性』についてが理解できなかったら一生私は未成年のままでしょうか( ;∀;)ア・プリオリに存在するものと経験的に存在するものについて/時間につい...
『啓蒙とは何か』でカントは、人が未成年の状態から抜け出すには自らの理性を行使しなければならないという趣旨のことを言っていたけれど、その『理性』についてが理解できなかったら一生私は未成年のままでしょうか( ;∀;)ア・プリオリに存在するものと経験的に存在するものについて/時間について/論理学についてと悟性概念についてその原則と行使について。何かいながらも、とりあえず大量に付箋貼りながら読んで、要約書いて(それでも結構長くなった)、なんとか趣旨がわかったようには思う。あと中巻下巻があるから、道のりは長いなー。
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暇過ぎたら読んでみればいいんじゃねぇのとか思う程度だった。 所詮は机上の話で、唯の文字情報に固定された”一つの世界”の話。 ああ、でも”学問”として学ぶには良い本か。
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内容(「BOOK」データベースより) イギリスの哲学者ヒュームの示唆をうけて、先験的観念論をうちたてた『純粋理性批判』は、『実践理性批判』『判断力批判』とならぶ、カント(一七二四‐一八〇四)三大批判書の一つで、これら「批判哲学」の基礎に相当する、著者の理論の代表的労作で...
内容(「BOOK」データベースより) イギリスの哲学者ヒュームの示唆をうけて、先験的観念論をうちたてた『純粋理性批判』は、『実践理性批判』『判断力批判』とならぶ、カント(一七二四‐一八〇四)三大批判書の一つで、これら「批判哲学」の基礎に相当する、著者の理論の代表的労作である。 目次 緒言 Ⅰ 先験的原理論 第一部門 先験的感性論 空間について 時間について 第二部門 先験的論理学 緒言 先験的論理学の構想 第一部 先験的分析論 第一篇 概念の分析論 第二篇 原則の分析論(判断力の先験的理説)
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視点の転換を提唱するコペルニクス的転回は有名ですね 対象(客観的世界)のあるがままの姿をひとが認識するのではなく、ある枠組みにしたがって対象を構成することで認識する つまり私たちは対象物を枠組みのなかでしかとらえることしか出来ず、私たちは世界を構成することでしか世界を認識でき...
視点の転換を提唱するコペルニクス的転回は有名ですね 対象(客観的世界)のあるがままの姿をひとが認識するのではなく、ある枠組みにしたがって対象を構成することで認識する つまり私たちは対象物を枠組みのなかでしかとらえることしか出来ず、私たちは世界を構成することでしか世界を認識できないってことです 物自体ではなくあくまで現象の認識なんだって考えると理性の限界ってやはりあるんだろうか 理論の限界って認めざるを得ないとすればそれは思考の放棄なんじゃないか
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カントの代表作。私はこの本を、ほとんど青春小説のように読んでいました。哲学は難解であるとか、ややこしいと思われがちですが、その本質はやっぱり芸術に近い営為なんじゃないか?と思います。一枚の絵画を見て作家の感性に打たれるように、カントのナイーブさに心が震える一冊です。
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