会社と個人を元気にするキャリア・カウンセリング の商品レビュー
シャイン、ギンズバーグ、エリクソン、クランボルツなどの 理論の解説もあり、「キャリアディベロップメントの理論・モデル」の復習になったと思う。
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キャリア・カウンセリングについて概要を説明した本です。それぞれのライフステージに応じた課題があり、それを乗り越えることが肝要との記述がありなるほどなと思いました。本の構成は複数の心理学者が書いた文章をまとめて、主著者がおさらいするかたちになっていましたが、あまりまとまっていない印...
キャリア・カウンセリングについて概要を説明した本です。それぞれのライフステージに応じた課題があり、それを乗り越えることが肝要との記述がありなるほどなと思いました。本の構成は複数の心理学者が書いた文章をまとめて、主著者がおさらいするかたちになっていましたが、あまりまとまっていない印象がありました。各々が思い思いに書いている感じです。断片的にはわかりますが、体系的にはよくわかりません。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
経営学者の金井氏と5名の、カウンセリング心理学、臨床心理学の学者が書いた本。キャリア・トランジション時期にあたるミドルの危機感、鬱克服への道、リーダーシップ発揮とキャリア発達、キャリア開発の課題などについて実践的な例を交えながら書いています。金井氏が自賛するほどは分かり易い本ではなく、金井氏の「働くひとのためのキャリア・デザイン」1冊を読めば十分かな、と思いました。結局、シャイン、グランボルツその他の原著を読むのが最もよいのでしょうね。
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生涯にわたるキャリアに触れているが、とりわけミドル期のキャリアにフォーカスされた内容。 「うつ克服」の章のみ中途半端だが、あとは一読の価値あり。 自己啓発としても有用だが、「人事」に関係する人にはさらにお勧め。 学術的なエビデンスを意識して書かれているところにも好感が...
生涯にわたるキャリアに触れているが、とりわけミドル期のキャリアにフォーカスされた内容。 「うつ克服」の章のみ中途半端だが、あとは一読の価値あり。 自己啓発としても有用だが、「人事」に関係する人にはさらにお勧め。 学術的なエビデンスを意識して書かれているところにも好感が持てる。 エリクソンのアイデンティティ論の深さに改めて目から鱗が落ちましたし、第6章の一文「どちらも一定の基準でともに正しいと判断される正と正の代替案の間から一方を選ぶ選択こそが、個人や組織のアイデンティティを大きくゆさぶったり、深みに到達させたりする」には、感銘すら覚えました。
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