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それでも古書を買いました の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2010/01/15

予備知識もなく借り、また時間がなく拾い読みをしようと思ったけど、面白くて引き込まれました。 著者は19世紀フランス文学の研究者。 フランスへ行く度、また、日本にいながら(目録を見て)、かなりの古書を買われている。 目録から発注した古書が膨大な量で、巨大コンテナが届き、終わったあ...

予備知識もなく借り、また時間がなく拾い読みをしようと思ったけど、面白くて引き込まれました。 著者は19世紀フランス文学の研究者。 フランスへ行く度、また、日本にいながら(目録を見て)、かなりの古書を買われている。 目録から発注した古書が膨大な量で、巨大コンテナが届き、終わったあとも木枠の始末に困ったとか、スケールが大きい。(笑) 古書に興味のある方はもちろん、そうでない方も楽しめると思います。 「子供より古書が大事と思いたい」も読みたい。

Posted byブクログ

2009/10/04

To buy, or not to buy: that is the question. フランス文化研究者、鹿島茂の古本エッセイ第3弾。 『子供より古書が大事と思いたい』といい、なんて素晴らしい題名を付けるお方でしょう。 鹿島氏が集めているのは、主に19世紀のフランスの挿絵本。...

To buy, or not to buy: that is the question. フランス文化研究者、鹿島茂の古本エッセイ第3弾。 『子供より古書が大事と思いたい』といい、なんて素晴らしい題名を付けるお方でしょう。 鹿島氏が集めているのは、主に19世紀のフランスの挿絵本。 集めているジャンルは違えども、含蓄ある(?)エピソードや言葉が満載。 「量を考えろ」とか「集めた本を読むわけがない」とか(笑) 古本者なら、頷いたり、ニヤリとしたり、グサリと来ること請け合い。 オススメ。 荒俣宏、唐沢俊一、鹿島茂と古本エッセイは読んでるけど、 蒐集対象が違うのに、どうして、こうもみんな同じこと書いてんだろうなぁ。 古本者は失われた十支族の一か?(笑)

Posted byブクログ