わくらば の商品レビュー
短編百編を目標にした…
短編百編を目標にした短篇集の第三巻。道程の半分を超える59編まできた。新作が待ち遠しい。
文庫OFF
完璧な掌編小説集。無…
完璧な掌編小説集。無駄なものが一切無い。短編といえばこの作家。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
晩年に描かれた短篇集。家族を題材にしたものから物語風のものなど様々だが、どの作品にも三浦哲郎作品に今までも登場した要素が散りばめられている。山麓の小屋、座敷童、中るなど、半生のなかで触れてきたものがちゃんと作者の一部になっているのだとおもった。三浦哲郎だから書ける山麓の小屋だし、座敷童であると。 主人公が男性のときは年嵩であることがおおいが、女性のときは若い人のときもある。妻のときもあった。
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読んでいて、なんだか泣けてしまう。どうしてだろう。 人と物をつないで、残る感情を思うと泣けてしまう。 最後の「なみだつぼ」などは、言葉にならなかった。
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2回目を読んでいます。 (2012年11月27日) 読み終えました。 (2012年12月24日)
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わくらば(病葉)、めちろ(目露)、なみだつぼ(涙壺)。あ~使われなくなる奥ゆかしい日本語たち。教科書に載せたい! 「眠りに見放される」なんて好きな表現。 打ち釣り。尾籠(びろう:不潔、、猥褻)。甘茶っ子(みそっかす)
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