魔剣天翔 の商品レビュー
「好きな人が教えてくれることって、もの凄くしっかり頭に入ってしまうものなの。」 紅子さんの台詞が物凄く共感できた。
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うーん何というビターエンド……。 練ちゃんが大人になるための話、だったのかなぁ。 いや最初あらすじ読んだ時は「これは相当アクロバティックなトリックでも出てくるのだろうか、流石の紅子さんもこの謎は解けるのだろうか」なんて心配しながら読み始めたのですが……いらない心配でしたね。 今...
うーん何というビターエンド……。 練ちゃんが大人になるための話、だったのかなぁ。 いや最初あらすじ読んだ時は「これは相当アクロバティックなトリックでも出てくるのだろうか、流石の紅子さんもこの謎は解けるのだろうか」なんて心配しながら読み始めたのですが……いらない心配でしたね。 今回もまた情報を繋ぎあわせてしっかり解決してくれました。 紅子さんのクルクル変わる性格にもやっと慣れてきた感があるなぁ、個人的にVシリーズで一番好きなのは練ちゃんなんだけど(だからこそ今回の話悲しすぎて辛い)。 Vシリーズは読み終わる度に「人間って難しい生き物だなぁ」と思わせてくれるシリーズであると思っているのだけど、今回もまた難しかったね……。 どこかで、何かひとつでも変わっていれば未来は変えられたかもしれなかったのになぁと思うと、どうにも悔しい気持ちになってしまう。 練ちゃん、強くなりなね。 そして今回の保呂草さんの諸々を見て「ざまぁ」と思ってしまった私、シンプルに性格が悪いなと実感。
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瀬在丸紅子シリーズの第5弾! 今回の密室は空! 曲芸飛行のエアロバティックショーの最中に飛行チームのリーダーが殺された? 誰が何のために何故飛行中に殺さなければならなかったのか? そして、飛行チームと少なからず関係のある魔剣エンジェル・マヌーヴァ? ヨーロッパの貴族に関係す...
瀬在丸紅子シリーズの第5弾! 今回の密室は空! 曲芸飛行のエアロバティックショーの最中に飛行チームのリーダーが殺された? 誰が何のために何故飛行中に殺さなければならなかったのか? そして、飛行チームと少なからず関係のある魔剣エンジェル・マヌーヴァ? ヨーロッパの貴族に関係する魔剣で毎度お馴染みの関係する人達が不審死する? 今回も怪しい人達はたくさん登場しますが、阿漕荘の面々と瀬在丸さんがこんがらがった話を彼等の会話が整理してくれます。 因みに、何故か私の心にマヌーヴァという言葉が刺さってます・・・
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Vシリーズを読み始めて、 S&Mシリーズを読んでいた頃のことを思い出しました。 とにかく続きが気になるし、結末を見届けたくて、 毎日狂ったように読んでました。笑 出勤、帰路の間、昼休み、とにかく読んでました。苦笑 久しぶりにその状態です。 今作は、四季シリーズにも登場している、...
Vシリーズを読み始めて、 S&Mシリーズを読んでいた頃のことを思い出しました。 とにかく続きが気になるし、結末を見届けたくて、 毎日狂ったように読んでました。笑 出勤、帰路の間、昼休み、とにかく読んでました。苦笑 久しぶりにその状態です。 今作は、四季シリーズにも登場している、 エンジェルマヌーヴァという宝剣と アクロバット飛行中の航空機の中で起こる殺人。 各務も登場し、保呂草ももれなく巻き込まれます。苦笑 練無が男の子に見えて、なんだか切ない。 この本を読み終わった後に一番最初に思ったのは、 なぜうつ伏せだった死体を仰向けにして確認したのか。 途中で弾丸は、体を貫通していたって書いてあった気がする…。 それなら背中からでもわかる気がしたんですが、 誰か教えてください。泣
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Vシリーズ5作目です。今回も新たな重要人物の登場(今後の活躍にも期待)で益々面白くなっていきます。リズム感とユーモア溢れる会話、保呂草・紅子のキレの良さに加えて、林・祖父江との微妙な距離感とそれぞれの絡み…この4人の関係性が、このシリーズの醍醐味の一つですね。上空密室での真実は、流石森先生。「死ぬために人は〜」と、哲学のspiceも加わり、今回もたっぷり楽しませていただきました。
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ここまでのVシリーズの中で一番面白かった。 森ミステリーにしては、スッキリしてた感じで凡人の私にもわかりやすい王道感があった。 だけど、そうすると、本当は何か重大な叙述トリックに引っかかってる気がしなくもないが... 人物像も掘り下げられてきて続きを読むのが楽しみになってきた。
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第5弾 練無の友だちと、保呂草が受けた依頼。アクロバット演技中の殺人、逃亡、第二の殺人。 こんがらがって事件のことは読み進めることでしか考えられなかったけど、事件よりも画伯と保呂草の話の件がずーんときた。 事件の結末は紅子の話ですんなり納得。第二の事件はそうでしかないような犯人だし。そうかも知れない、とどこかから思い始めたけども、練無を思うと信じたくないというか・・・誰がどこまで気づいていたのか…。 事件の合間にある、レギュラー陣の人間関係が複雑で、要るのか… 勝てないって、毎回思い知る。
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スカイ・クロラシリーズ読んだりトップガン観たりしたおかげで画もちゃんとイメージしながら読めてよかった。 練無くん、切無し……うう
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220211*読了 ここから始まるエンジェル・マヌーヴァの謎。 森博嗣さんは飛行機がお好きなので、このお話は飛行機のことを存分に書けて楽しかっただろうな。 各務亜樹良と保呂草さんとの関係もここから始まったわけで。Vシリーズにとっても重要な1冊です。
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一作目「黒猫の三角」から飛ばし読みでこちらを読みました。 やはり、シリーズものは順番ずつ読むべきです・・・。 SMシリーズのように作品ごとに主人公たちの関係性が変わるのが、意外とトリックよりも面白いと感じていた自分がいたことに気づきました。
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