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新選組興亡録 の商品レビュー

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16件のお客様レビュー

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新撰組のアンソロジー…

新撰組のアンソロジー。中でも短編ではないのに、わざわざ入れたという「歳三の写真」は格別です。

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司馬遼太郎「理心流異…

司馬遼太郎「理心流異聞」柴田錬三郎「浪士組始末」船山馨「雨夜の暗殺」直木三十五「近藤勇と科学」国枝史郎「甲州鎮撫隊」子母沢庵「流山の朝」草森紳一「歳三の写真」、他。新旧揃ってます。

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司馬遼太郎や柴田錬三…

司馬遼太郎や柴田錬三郎といった有名どころから、船山馨、草森伸一まで。船山馨の作品が一番品があって良いかな、と思います。

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新撰組について、錚々…

新撰組について、錚々たる顔ぶれによる短編集。どれも一見の価値あり。

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多数の短編を収録。新…

多数の短編を収録。新旧揃っているので色々と楽しめます。

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2022/02/04

色々な作家さんの短編集。色々な土方歳三、近藤勇、沖田総司がいました。中には読みにくい作品もありましたが、すべておもしろかったです☆彡個人的には3章目の「降りしきる」の土方歳三がせつなくて良かった☆彡芹沢鴨や、清河八郎なども出てきて、興味深く読みました。幕末の動乱時代を、侍より侍ら...

色々な作家さんの短編集。色々な土方歳三、近藤勇、沖田総司がいました。中には読みにくい作品もありましたが、すべておもしろかったです☆彡個人的には3章目の「降りしきる」の土方歳三がせつなくて良かった☆彡芹沢鴨や、清河八郎なども出てきて、興味深く読みました。幕末の動乱時代を、侍より侍らしく生き抜いた、土方歳三が大好きです☆彡イケメンだし(笑)

Posted byブクログ

2012/03/04

司馬遼太郎・子母沢寛をはじめ、錚々たるメンバーが著した新選組に関する短編の傑作集。新選組の歴史になぞらえるように時系列で掲載されている。あまり物語の主人公としては上がってこない、芹沢鴨と共に殺害されたお梅や伊藤甲子太郎一派の佐野七五三之助(しめのすけ)の視点で描かれたものが珍しく...

司馬遼太郎・子母沢寛をはじめ、錚々たるメンバーが著した新選組に関する短編の傑作集。新選組の歴史になぞらえるように時系列で掲載されている。あまり物語の主人公としては上がってこない、芹沢鴨と共に殺害されたお梅や伊藤甲子太郎一派の佐野七五三之助(しめのすけ)の視点で描かれたものが珍しく、面白かった。 なかでも、局長の近藤勇が下総流山で官軍に投降する日を描いた、子母沢寛の「流山の朝」はさすがといった感じだった。時勢がもはや近藤勇を近藤勇以外の者にしてはくれず、無名の田舎道場の主であった頃を懐かしみながら敗走を繰り返し、流山に至った。そして投降の朝にしてようやくしがらみから解かれ、かつてのありのままの自分を取り戻した安堵感を覚える描写が、逆にそれまでの新選組局長としての重責や葛藤や閉塞感といったものを色濃く物語っていて、ファンとしては胸が締め付けられるようだった。また投降の刻限が迫るほどに、諦めというか納得というか悟りというか、心が凪いで透明さを増していくような情景が美しくもあり悲愴であった。

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2011/12/05

新撰組のアンソロジー。 私が印象に残ったのは北原亞衣子の「降りしきる」と「歳三の写真」。 降りしきるはお梅が実は土方に恋してたという切ない話。私は今まで正直お梅が嫌いだったのですがこれを読んで少し好きになりました。 歳三の写真は土方と写真家の田本とのやり取りが面白い。戦中でもこん...

新撰組のアンソロジー。 私が印象に残ったのは北原亞衣子の「降りしきる」と「歳三の写真」。 降りしきるはお梅が実は土方に恋してたという切ない話。私は今まで正直お梅が嫌いだったのですがこれを読んで少し好きになりました。 歳三の写真は土方と写真家の田本とのやり取りが面白い。戦中でもこんなほのぼのな日常が素敵。 やっぱり新撰組を扱ってる小説は面白いですね!

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2011/11/19

新撰組に関する小説を集めた『新撰組興亡録』読みました。収録作品の中でも『降りしきる』『近藤と土方』『歳三の写真』という3つの作品がお気に入り。共通してるのは全て土方歳三がいっぱい出てくること(笑) 『時代小説=難しい』というイメージが有るかもしれませんが、案外、そんなことはありま...

新撰組に関する小説を集めた『新撰組興亡録』読みました。収録作品の中でも『降りしきる』『近藤と土方』『歳三の写真』という3つの作品がお気に入り。共通してるのは全て土方歳三がいっぱい出てくること(笑) 『時代小説=難しい』というイメージが有るかもしれませんが、案外、そんなことはありません。時代小説はかなり面白いです!自分の場合ネタが大好きだからかも知れませんが。 今は司馬遼太郎の『燃えよ剣』を読んでいます。前に一度読んだことがありますが、もう一度じっくり読むために書店で購入してしまいました(笑) そういえばこれも土方歳三が主人公ですね。 最後に一言『時代小説推進委員会でも作ろうかなぁ』/笑

Posted byブクログ

2011/03/10

お梅さんと土方さんの関係を描いた「降りしきる」が良かったですね。「流山の朝」は、近藤さんがこんなこと考えてたとしたら浮かばれないよね土方さん、としんみり。 だがしかし、1番のインパクトは勿論熊に追われる土方さん。そして必死の猛ダッシュ。そんな35歳。

Posted byブクログ