闇の獄 の商品レビュー

富樫倫太郎(著者)

2017/07/19

盲目＝座頭の殺し屋に仕立てられた主人公がいい人すぎて苦笑するほど。一転して血がぶおぉぉぉぉーって擬音と共に噴き出す惨殺シーンはご愛嬌。今まで読んできた富樫倫太郎氏の作品とはだいぶ毛色が違って、活劇、時代劇のようなお話で、これはこれで気楽に読めばいいと思う。

2015/02/18

盗賊集団に殺し屋家業、全身火傷で目も潰された座頭が主人公．江戸時代の大阪で繰り広げられる闇の死闘．なぜか最後はそれなりのハッピーエンド．

2015/02/18

座頭市も凄かったけれど、目が見えなくてもこんなに強いものなのか！盗賊と暗殺集団に岡っ引き、そこに絡まる人情。新一として生きる新之助を許すお袖の気持ちは理解できないけれど、とにかく生きる意志には脱帽だ。