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定年漂流 の商品レビュー

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2022/03/23

著者、西田小夜子さん、どのような方かというと、次のようなプロフィール記事を見つけました。 作家、「気まぐれ定年塾」主宰。1941年東京生まれ。武蔵野美術大学短大部美術科卒業。快適な老後生活を考え、実践する「定年塾」の活動は18年以上続いている。また、鋭く温かい眼差しで人間観察し...

著者、西田小夜子さん、どのような方かというと、次のようなプロフィール記事を見つけました。 作家、「気まぐれ定年塾」主宰。1941年東京生まれ。武蔵野美術大学短大部美術科卒業。快適な老後生活を考え、実践する「定年塾」の活動は18年以上続いている。また、鋭く温かい眼差しで人間観察し、定年後の男女を描いたエッセー『妻と夫の定年塾』を執筆。中日新聞、東京新聞などで2005年3月から2021年6月(2018年10月から『気まぐれ定年塾』と改題)まで連載され、好評を博した。 で、本作の内容は、次のとおり。(コピペです) 定年退職した夫は、どうしてこうも、じゃまなんだろう。何もしない。どこへも行かない…。『西多摩新聞』に連載された、定年夫婦の様々な生き方や葛藤を凝縮した全17話を収録。 本作は、2003年に刊行されました。 妻視点で、定年退職した夫を見ている作品に思えます。 定年退職した夫を、じゃまもののように見ているような気がしました。 著者は、2005年3月から2021年6月にかけて、『気まぐれ定年塾』を新聞紙上で発表していました。 が、こちらは、もう少し穏やかな感じになっていると想像します。読んではいませんが。

Posted byブクログ

2009/10/07

夫が定年を迎えた後の、夫婦のあり方について考えさせられた小説仕立てのノンフィクション。 本当に、人事ではないのだ。 考えただけでも息苦しくなる。 朝から晩まで家の中でミノムシのように転がり、お茶も自分で入れず、居間にはテレビの大音響が響き続ける。 殿様のように威張り散らし、気に入...

夫が定年を迎えた後の、夫婦のあり方について考えさせられた小説仕立てのノンフィクション。 本当に、人事ではないのだ。 考えただけでも息苦しくなる。 朝から晩まで家の中でミノムシのように転がり、お茶も自分で入れず、居間にはテレビの大音響が響き続ける。 殿様のように威張り散らし、気に入らなければ暴力を振るう。 精神的苦痛に顔面麻痺になる妻もいる。 自分だったら耐えられない。 精神を病んでしまうかもしれない。 その時が来たら、どう話し合うべきか今から案じている。 「しめころしの木」「絶望のソナタ」がよかった。

Posted byブクログ