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「うつ」と「躁」の教科書 の商品レビュー

3.5

7件のお客様レビュー

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2024/05/01

リンカーン、ゴッホ、ヘミングウェイなどの著名人もメンタル疾患と戦っていたことがわかった。具体的な症状と対処が臨床的に書かれており、知識を蓄えるのに良い本であった。

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2020/06/04

文献などからこの病気について知ることと、自分の中で生じる症状を振り返り自覚することが大切。相手を知れば、少しずつ共存することができるようになっていくかも。

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2018/10/29

もともと「うつ」だけの内容に、改定時に「躁」を追加したもので、双極性障害についての記述を期待していた私はやや期待外れ。しかし、巻末の患者にできること。サプリメント、運動、ストレス対処方法などは、参考になる。,ビタミンBは、「うつ」以外に「双極性障害」にも効果があるのか明記されてお...

もともと「うつ」だけの内容に、改定時に「躁」を追加したもので、双極性障害についての記述を期待していた私はやや期待外れ。しかし、巻末の患者にできること。サプリメント、運動、ストレス対処方法などは、参考になる。,ビタミンBは、「うつ」以外に「双極性障害」にも効果があるのか明記されておらず、残念。,しかし、この分野の医学は日進月歩で、子供らへの遺伝を決して悲観する必要はないというくだりは、力づけられる。

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2013/07/18

単極うつ、双極性障害について、その概要から診断、治療、代替治療、家族の対応および本人の心がけについて体系的にまとめた本。2000年に出版されたものなので、最新のアップデートなデータは少ないが、うつについて病期ごとに代替治療、正式な薬物療法、精神療法を使い分けていきましょう、という...

単極うつ、双極性障害について、その概要から診断、治療、代替治療、家族の対応および本人の心がけについて体系的にまとめた本。2000年に出版されたものなので、最新のアップデートなデータは少ないが、うつについて病期ごとに代替治療、正式な薬物療法、精神療法を使い分けていきましょう、という主張にはうなづかされた。誤った記載も少なく、よくまとまった良書だと思います。

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2012/06/24

米国のクリニカル・ソーシャルワーカーが書いた、主に気分障害に関する本。まず、医師じゃないけどある程度の診断がくだせる地位であるクリニカル・ソーシャルワーカーという制度にびっくりです。 内容に関しては、訳本にしてはかなり分かりやすく、これは監訳が大野裕先生だからかもしれません。 ...

米国のクリニカル・ソーシャルワーカーが書いた、主に気分障害に関する本。まず、医師じゃないけどある程度の診断がくだせる地位であるクリニカル・ソーシャルワーカーという制度にびっくりです。 内容に関しては、訳本にしてはかなり分かりやすく、これは監訳が大野裕先生だからかもしれません。 何よりも一番の感想は、日本で未発売の薬っていっぱいあるんだなーということ。 クロザピンはもう発売されてるから、他の薬に関しても発売されてるものがあるのかもしれません。 アメリカ人患者の臨床を基にしているものだから日本にそのままあてはまらないこともあるだろうけど、かなり中立的な立場の人だな、と感じました。 データが少ないものはきちんとそうことわってから書いてるし、どの治療法にもメリットとデメリットが書いてあって(もしかしたら製薬会社の絡みもあるのかもしれないけど)、教科書にするにはいい本なのではないかと思います。 最後に書いてあった、「患者は自分の気分障害の専門家になるべき」っていう言葉が印象的でした。 日本はもっと、精神疾患を分かりやすく学べる機会があった方がいいのではないかと思います。

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2009/10/04

著者がアメリカの方なのでこのカテゴリで。 授業で鬱病について個人発表することになったので、「一冊ぐらい手元に買っといて損はなかろう」と購入。 けっこう使える。鬱や躁に効く天然物質の項は面白かった。なるほどねーって感じ。

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2009/10/04

 内容のレベルとしては、メンヘルになって半年程度の方におすすめ。ちょい深めだが、正しい常識が得られる。  著者が特に言うのは、うつ病の生物学的原因に着目しましょうという点。治療として薬物療法を強く勧めている。(完全に病院サイドやな。)精神医学30年の歴史と、今後どこへ向かうかま...

 内容のレベルとしては、メンヘルになって半年程度の方におすすめ。ちょい深めだが、正しい常識が得られる。  著者が特に言うのは、うつ病の生物学的原因に着目しましょうという点。治療として薬物療法を強く勧めている。(完全に病院サイドやな。)精神医学30年の歴史と、今後どこへ向かうかまで。悩める患者に応えて、うつ病大国アメリカで一般的な、メンタルバランスサプリSAMや5-HTPの効率的な飲み方指南や、精神療法の性質を、一長一短交えて記載。  病院で医者から言われること以上にもっと深く知りたい人にイチオシ。アメリカ訳書なので、専門度、進歩度高い。

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