1,800円以上の注文で送料無料

ボーン・コレクター(下) の商品レビュー

4

108件のお客様レビュー

  1. 5つ

    26

  2. 4つ

    51

  3. 3つ

    21

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2012/10/24

これは面白いね。 上巻もまぁまぁって感じで、良い出だしだったけど、下巻は圧倒的。 寝る間を惜しんで・・・って感じで読みふけっちゃいました。 途中、ライムやサックスの過去話が始まって、めんどくせーとか思ったけど、どれも複線でした。ありがとうございます。 え?犯人?まじでお前かー...

これは面白いね。 上巻もまぁまぁって感じで、良い出だしだったけど、下巻は圧倒的。 寝る間を惜しんで・・・って感じで読みふけっちゃいました。 途中、ライムやサックスの過去話が始まって、めんどくせーとか思ったけど、どれも複線でした。ありがとうございます。 え?犯人?まじでお前かーって感じでした。×2 ただ最後の対決シーン(?)は笑えました。ギャグ? で、エピローグもあって、珍しいなって思ってたら、、、ガビーンってなりました。 はい。ごちそうさまでした。 ※個人的にはミレニアムより面白かったなぁ。

Posted byブクログ

2012/08/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

〈リンカーン・ライム〉シリーズ文庫化第一弾! 四肢麻痺の科学捜査専門家ライム 彼の手足となるサックス巡査 微細証拠物件の鑑識と超人的推理力がボーン・コレクターを追いつめる 上巻の最後に、ボーン・コレクターによる連続拉致事件をFBIに奪われたリンカーン・ライム。 しかし、FBIにつかませた犯人は、ボーン・コレクターが身代わりとして用意していた人物であった。ライムは現場が偽装されていることを伝えなかったのだ。 第4番目の被害者を救出したことから、事件はふたたび彼の手に委ねられることになる。 第5番目の被害者は、国連の会議に出席しようとしていた子連れの女性。 彼女を救出しようとする最中、リンカーン・ライムとアメリア・サックスは、ライムの望む死についての議論を通じ、互いの過去をさらけ出す。 彼にも忘れようとしても忘れられない、自身の先入観からの驕りが契機となったある一家殺人事件。 彼女の心を砕いた、恋人の汚職事件。 間一髪の救出劇。そしてボーン・コレクターの魔の手はサックスとライム自身にも及ぶ。 終盤は疾走感に溢れ、ボーン・コレクターの正体とその犯行動機が明かされる。 ラストはシリーズ第7作「ウオッチ・メイカー」への布石も。 ミステリ:☆☆☆☆☆ ストーリー:☆☆☆☆☆ 人物:☆☆☆☆☆ 読みやすさ:☆☆☆☆☆

Posted byブクログ

2012/05/07

ケネディ国際空港からタクシーに乗った 出張帰りの男女が行方不明になった。 翌朝、生き埋めにされた男の死体が発見されたが、 地面に突き出た薬指の肉は、骨があらわになるまで削ぎ落とされ、 そこには女物の指輪がはめられていた。 ニューヨーク市警は、元中央科学捜査部長であり、 ...

ケネディ国際空港からタクシーに乗った 出張帰りの男女が行方不明になった。 翌朝、生き埋めにされた男の死体が発見されたが、 地面に突き出た薬指の肉は、骨があらわになるまで削ぎ落とされ、 そこには女物の指輪がはめられていた。 ニューヨーク市警は、元中央科学捜査部長であり、 現場鑑識中の事故によって四肢麻痺となってしまった 科学捜査のエキスパート、リンカーン・ライムに協力を要請する。 障害を抱えた体で生活する苦しみから 生きることに倦み疲れていたライムだが、 不承不承ながら捜査に協力することを受け入れる。 犯人は被害者の周辺に、次の犯行現場と殺害の手口を暗示する 意図的な手がかりを残しながら凶悪な犯行を重ねていく。 自由に動き回ることのできないライムの代わりに 現場鑑識を任せられたアメリア・サックス巡査は ライムの冷徹な判断に初めは反発するが、 事件をともに追っていくに従って、 次第に二人はお互いを理解しあうようになっていく。 ベッドで寝たきりの状態でありながらも、 驚異的な分析力によって、急速に犯人に接近するライム。 異常な連続殺人鬼ボーン・コレクターの狙いは? リンカーン・ライム・シリーズの第1作。 デンゼル・ワシントン主演で映画化もされた作品。 原題「The Bone Collector」。 これは凄い。 上下巻あわせて700ページほどの大作なのだが、 その長さをここまで意識せずに読めた作品は他にないだろう。 不気味な犯人、美しきアメリア巡査、そしてライムと 役者が順に登場して物語の幕は開く。 そしてしばらくは普通の速度で物語は進んでいくが、 ライムが捜査に本格的に乗り出してからは 物語は急加速し、一気にトップスピードに到達する。 作品の中の時間の進みが速くなるというわけではない。 読者を引っ張っていく牽引力が上がるという意味だ。 ページを繰る手が止まらないとはこのこと。 先が気になって仕方がないので途中でやめられないのだ。 読者を引っ張る力の源は、サスペンス性の高さにある。 残された証拠に込められた意味を解読するのが遅れれば、 確実に人が一人死んでしまうという極限状況の緊迫感。 その中で行われる、ライムとボーン・コレクターの知恵比べ。 まさに手に汗握る展開といったところだ。 しかも、被害者を発見して現場鑑識を行い、 採取した証拠品から得られる情報を元に次の現場を特定する、 という作業がただ何度も繰り返されるだけではなく、 その合間には、FBIの捜査官デルレイの介入や、 ライムの発作といったアクシデントが挟まってくるため、 読者に飽きを感じさせない構成になっているのである。 また、それぞれに重い過去を抱えるライムとアメリアが、 次第に心を通わせていく様子も物語に彩りを添えている。 そして、サスペンスフルな展開が一段落ついた終盤に至り、 隠れていたミステリとしての顔が現れて読者を驚かす。 そこまで派手な大仕掛けではないものの、 丹念に張られた伏線の数々がしっかり利いているため 思わずうならされるような絶妙の技。 と、挙げていけばキリがないほど素晴らしい点が多く、 しかも、それでいてまとまりが良いというのだから脱帽である。 ただ、ひとつだけちょっと残念だった点は、 “怪物的な殺人鬼”という印象の強かったボーン・コレクターが 正体がわかり動機が判明する段になって急に、 等身大の人間になってしまったということ。 なんだか拍子抜けというかあっけないなぁと感じてしまった。 そこが星5つをつけなかった理由のひとつである。 とにかく物凄い作品であることは確かだが、 第1作でここまでやられてしまうと、あとが不安になってくる。 だが、「ウォッチメイカー」が好評であるところを見ると、 そんな不安はおそらく杞憂に終わるのだろう。 「コフィン・ダンサー」、「エンプティー・チェア」と どんどん読み進めていきたいと思う。

Posted byブクログ

2012/04/08

安楽椅子探偵の現代版、映画の存在は知ってたけど原作がここまで面白いとは。苦手の翻訳物にも関わらず一気に読めた。最後まで目が離せない展開、プロットが素晴らしい。推理小説好きなら一読の価値ありです。

Posted byブクログ

2011/12/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

先が気になって、最近では珍しく1日で読みきった。 下巻後半は、まさかあの人が!?の3連発でびっくり。 ただ、せっかく被害者も救出されたんだから、警察官も殺さないで欲しかったな。

Posted byブクログ

2011/11/21

ボーンコレクターは映画をみたことがあったので、コフィンダンサーから読み始めたけど、コフィンダンサーが面白かったのでボーンコレクターも読むことに。 映画をみたのは随分前だけど、映画は小説にかなり近い印象。小説→映画の順だとそう思わないのかもしれないけど。でもやはり少し違うし、ライ...

ボーンコレクターは映画をみたことがあったので、コフィンダンサーから読み始めたけど、コフィンダンサーが面白かったのでボーンコレクターも読むことに。 映画をみたのは随分前だけど、映画は小説にかなり近い印象。小説→映画の順だとそう思わないのかもしれないけど。でもやはり少し違うし、ライムとアメリアの微妙な関係とか、今後ライムシリーズを読んでいく上では、小説も読んでおいてよかったと思う。 エンターテイメント性の高いミステリーで面白いけど、犯人が被害者を痛めつけるシーンの描写が気持ち悪い。

Posted byブクログ

2011/11/06

専門的な用語、描写が数多く出てきて、よく分からないところもありましたが、この難しさがリアリティがあってよかったです。 展開も読者を飽きさせないすばらしいものでした。 続きは↓で公開してます。 http://deepbluewill.blog122.fc2.com/blog-en...

専門的な用語、描写が数多く出てきて、よく分からないところもありましたが、この難しさがリアリティがあってよかったです。 展開も読者を飽きさせないすばらしいものでした。 続きは↓で公開してます。 http://deepbluewill.blog122.fc2.com/blog-entry-201.html

Posted byブクログ

2011/09/24

唐突に犯人に気づく描写になったので、「強引だなぁ」と思いながら読んだら、どんでん返しが控えていたとは…してやられた。伏線の回収もうまかった。続編も読んでみたくなった。

Posted byブクログ

2018/01/10

「おまえの皮を剥ぎたい」…て恐すぎるでしょう?!骨への執着が尋常じゃない。 「死」と「生」のことをすごく考えた。 「ウォッチメイカー」の時もそうだったけど最後のどんでん返し?犯人登場のとこがびっくり。

Posted byブクログ

2020/10/25

主人公の元NY市警の科学捜査部長が、事件現場に残された手がかりから、連続殺人の犯人のメッセージを的確に理解して、事件の核心に迫って行く。舞台となるニューヨークの歴史も紐解かれ、別の意味でも興味深い。著者の知識量と想像力に驚かされながら、飽きることなく読み終えた。

Posted byブクログ