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ボーン・コレクター(下) の商品レビュー

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108件のお客様レビュー

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2024/08/03

上巻に引き続き事件が起こる。 アクションは激しさを増し、必要性を疑いたくなるほどの凄惨な場面も描かれる。映像化を強く意識しているように見える。 何度かのどんでん返しがある。最初のはジャブで誰にでも分かると思うが、最後の方のものは確かにびっくりするかもしれない。 そういえば、わざわ...

上巻に引き続き事件が起こる。 アクションは激しさを増し、必要性を疑いたくなるほどの凄惨な場面も描かれる。映像化を強く意識しているように見える。 何度かのどんでん返しがある。最初のはジャブで誰にでも分かると思うが、最後の方のものは確かにびっくりするかもしれない。 そういえば、わざわざ触れる必要がなさそうなエピソードが上巻からたびたび唐突に挿入されていた。これに出くわすと何か話が脇道に逸れたような感じがして読書のテンポが落ちてしまうことがあったのだが、書かれるのにはちゃんと意味があった。こういったものは大体伏線と思っていい。 そんなわけで、ラストのどんでん返しも慣れている人なら見通せてしまうのかもしれない。 ジェフリー・ディーヴァーとはどうやらそういう読み方をする本のようです。

Posted byブクログ

2024/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

上巻から読んできた皆様、お疲れさまでした。 なかなかハラハラしましたかね? 下巻もなかなかなものですよ。 ・・・ 後半で光ると私が感じたのは、ニューヨークのトリビア。 言ってもニューヨークなぞ行ったこともありませんが。 それでも、事件の背後を読む際は、その土壌を調べたり、その土壌を判断するにはニューヨーク(マンハッタン島)の歴史を知っていなければ推理・判断ができないということ。 こうした個別の事実が次第にconnecting dotsとなり、犯人像や犯人のメッセージ、あるいは次の事件現場が次第に明らかになってゆきます。 事象の連関が読みながら次第に理解できる点が何ともa-ha体験でありました。数回「なるほど」と独りごちたかもしれません。 ・・・ また、モデル級美女の警羅課の警官と四肢麻痺患者が一瞬恋愛関係の手前に迫ったシーンもありましたね。どんだけ美しかったのかは、映画化でサックス巡査を誰が演じたかをお調べください。個人的には納得! まあでも、こうしたエンタメ的味付けも上手だなあと感じました。 ・・・ ということで久しぶりの洋モノでした。 映画化もされていましたので、そちらを見てみても良いかもしれませんね。なかなか大部(上下とも350P、合計700P程度)で2日程度は読了にかかりました。連休予定がなくってエンタメ系読書をしたいような方にはお勧めできるかもしれません。

Posted byブクログ

2023/09/03

どんでん返しが最後まで続いて 最後まで面白く読み上げた。 海外作家ならではのジョークがたくさんで 普段の読書では楽しめない時間を味わえた。 ライムとサックスのコンビも良いし ライムの気持ちが動いて欲しいと思う 続編も即購入したので読んでみます

Posted byブクログ

2023/05/01

いやいや、最後まで目が離せず、怒涛の展開が繰り広げられました。ミステリに意外な犯人はつきものだけど、最後の真相に至るまで、ハラハラさせられっぱなし。ただ、比較的王道の展開だと思えなくもなく、20年以上前の作品という、時の流れを感じてしまうのでした。

Posted byブクログ

2023/04/29

四肢麻痺捜査官のリンカーンライムシリーズ。 いわゆる安楽椅子探偵もの。 被害にあう様子があまりにエグくてグロで、なかなか読むのが進まなかったけど、下巻はまさに一気読み。犯人、そうきたか!!!! ほかのシリーズも読んでみたい!

Posted byブクログ

2023/04/11

タクシーに乗った男女が行方不明となった翌朝、土の中から片腕だけを出した状態で男だけが発見された。通報を受けて現場に駆けつけたアメリアは、四肢麻痺の科学捜査専門家、リンカーンの手足となり鑑識をする羽目になるが……。 リンカーン・ライムシリーズ記念すべき1冊目!キャラもストーリーも...

タクシーに乗った男女が行方不明となった翌朝、土の中から片腕だけを出した状態で男だけが発見された。通報を受けて現場に駆けつけたアメリアは、四肢麻痺の科学捜査専門家、リンカーンの手足となり鑑識をする羽目になるが……。 リンカーン・ライムシリーズ記念すべき1冊目!キャラもストーリーも私好みでぐいぐい引き込まれた。 口が悪く不器用なリンカーン・ライムに万年巡査の父を持つ気が強いアメリア・サックス。 見た目に反して優しいセリットーに一言多いお人好しのバンクス。そしてリンカーンに負けない口の悪さで→ リンカーンを介護し支えるトム。 他にも濃いキャラがたくさん! ストーリーもしっかりハラハラしながらの謎解きあり、伏線あり。ラストは綺麗に伏線回収からのごろごろ転がるー!!楽しいぃぃぃ! ライム&サックスのキャラにハマると最高に楽しい一冊じゃなかろうか? 私は次も読む! ただし、描写はグロい。なんせ敵が“ボーン・コレクター”だから。骨蒐集家。やばいよね。まぁまぁ皮剥いだりなんちゃらしたり。 グロ耐性ない方にはオススメしにくいかも。 これ……映像化したんだよなぁ。マイルドにしたのかな……想像するだけでアレなんだが。

Posted byブクログ

2023/01/25

20年くらい前に映画化作品を観た記憶があるのだが、 そんなに面白かった印象がなかった。 ストーリーも忘れているから原作本を読む読んでみた。 面白い!引き込まれるストーリーと個性的な登場人物。 文章もおもしろい表現がある。次作も読んでみよう。

Posted byブクログ

2023/01/15

鑑識技術で犯人を追い詰めるが… 怒濤の展開に衝撃!超ド級サスペンスミステリー #ボーン・コレクター 上巻のレビューはこちらから。 https://booklog.jp/users/autumn522aki/archives/1/4167661349 ■きっと共感できる書評 私...

鑑識技術で犯人を追い詰めるが… 怒濤の展開に衝撃!超ド級サスペンスミステリー #ボーン・コレクター 上巻のレビューはこちらから。 https://booklog.jp/users/autumn522aki/archives/1/4167661349 ■きっと共感できる書評 私は弱い人間です。 かつて健康診断で重病の恐れがあると言われたことがありました。 ありがたいことに、その診断は杞憂に終わって、今は健康に生活ができ、仕事ができ、楽しい本をいっぱい読めています。しかし重病の恐れを言い渡されたとき、これからの自分を憂いでパニックに陥ってしまったのです。 人生には変化が訪れる。小さな変化、大きな変化。 そして生死に関わるほどの強烈な変化が訪れた時には、人は戦い続けられるのでしょうか。 どんなつらい環境、境遇になっても、前向きに生きるべきである。 きれいごとはいくらでも言えますが、本作の主人公のような四肢麻痺の絶望に立たされた人に対しても、こんな正論を振りかざせるのか。自分には自信がありません。 しかし人はひとりで生きているのではない。 魂のやり取りができる人が近くにいれば、きっと戦うことはできると信じたい。 世の中いろんな人種、性別、年齢、職業、性格、様々な人がいっぱいいます。 偏見や固定概念で排除するのではなく、まずは話をしてみることから始めるべきですね。 何より大事なのは、人と関わること。大切なことを教えてもらった作品でした。 控えめにいって名作です、未読の人は是非お時間を取って読んでほしいです。

Posted byブクログ

2022/04/04

50にして海外ミステリーを知る… カタカナと数字が苦手というワタクシ 下巻に突入するも覚えた名前は僅か_| ̄|○ だがしかし 「剃刀を片手に…」バンクス ライム!ちゃんと教えてくれてありがとう*\(^o^)/* 捜査、突入、救出、犯人との死闘 まぁスリリング&スピーディ...

50にして海外ミステリーを知る… カタカナと数字が苦手というワタクシ 下巻に突入するも覚えた名前は僅か_| ̄|○ だがしかし 「剃刀を片手に…」バンクス ライム!ちゃんと教えてくれてありがとう*\(^o^)/* 捜査、突入、救出、犯人との死闘 まぁスリリング&スピーディーだこと! 脳内で赤毛のサックス(アンジェリーナジョリー) が走る走るε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘ さあシリーズ集めにかからねば‼︎ 〜あとがき〜 「著者J・ディーヴァとナイスな感想NORAさん両氏に大いなる感謝を捧げたい。」

Posted byブクログ

2022/04/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まさにジェットコースター‼︎ なんてスピード感、そして読者をどこまでハラハラさせれば気がすむのだろう。 きっと心拍と血圧は上がりっぱなしだったはずで、よくぞ持ち堪えた我が心臓❤️\(^-^ ) 冷静に振り返るとなかなかグロさ満載でしたね^^; 金曜日の午後十時三十分から始まった本作は月曜日の午後十時で幕を閉じます。 たった3日間の出来事なんです‼︎ ただただ感服。 いやぁ〜それにしても面白かったぁ。 主要登場人物のみならず、それぞれのキャラも濃いぃ。 そこにグロさ満点の猟奇殺人、しかも犯人は単なる頭のいかれた奴ではなく、しっかりと知能犯なんですよねー。 犯人に拉致された被害者を救う為の知能戦、確かに専門用語もバンバン出てきますが、そんなの関係ありません。 連続殺人鬼に立ち向かうのはまさにW主演でもあるリンカーンとアメリア。 ついに追い詰めたと思いきや... 追い詰められるのはリンカーン。 四肢麻痺のリンカーンが犯人にどう対峙するのか? まさかの噛みつきってε( ̄◇ ̄;) やっと訪れた平穏... アメリアは犯人に生き埋めにされ殺されそうになったことで四肢麻痺のリンカーンの自殺願望を理解するなんて、憎い演出もありましたが、いやいや、著者も読者も平穏な日々なんて望んでいません。 本作から始まるリンカーンシリーズ、また寝不足覚悟の作品を追いかけることになりそうです。 (。ρωー。) ※本書をオススメ頂いたNORAxxさんに感謝。 説明 内容(「BOOK」データベースより) 連続殺人鬼ボーン・コレクターは被害者の周辺に、次の犯行現場と殺害手口を暗示する手掛かりを残しながら次々と凶悪な殺人を重ねてゆく。現場鑑識にあたるアメリア・サックス巡査は、ライムの目・耳・手・足となり犯人を追う。次に狙われるのは誰か?そして何のために…。ジェットコースター・サスペンスの王道を往く傑作。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) ディーヴァー,ジェフリー シカゴ生まれ。ミズーリ大学およびフォーダム大学を卒業。ジャーナリストやフォーク・シンガーなどを経て作家デビュー 池田/真紀子 1966年、東京生まれ。上智大学法学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

Posted byブクログ