季語の底力 の商品レビュー
あぁひさしぶりの更新。 古本で購入した俳句関係の本。 とぎれとぎれ読み進む。 休み休み・・・ そんな速度、そんな最近の、時々の読書・・・
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「桜」「雪」「花火」など、代表的な季語を取り上げ、それらについての解説が書かれている。 解説と言っても、俳句に関する解説ではなく、桜であれば桜や花見に関する日本人の意識のあり方や変遷が書かれている。 平易なタッチで書かれていて読みやすいが、期待よりは内容がやや浅く、「へ~」となる...
「桜」「雪」「花火」など、代表的な季語を取り上げ、それらについての解説が書かれている。 解説と言っても、俳句に関する解説ではなく、桜であれば桜や花見に関する日本人の意識のあり方や変遷が書かれている。 平易なタッチで書かれていて読みやすいが、期待よりは内容がやや浅く、「へ~」となるような豆知識は少なかった印象。 ただ、七夕や雛祭、節分などの起源についての解説はためになった。 また、こういった本で季語の世界に触れておくと、日常でも季節を象徴する事象に対するアンテナを鋭く張れるようになるかもしれない。
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季語となった言葉を、和歌・短歌、俳句のみならず、小説や和菓子など、ゆかりのある物事まで引き合いに出しながら解説している。 「解説」というと、無味乾燥なもののように思われてしまうかもしれないが、読み物として面白く。 一つの季語につき、一章という構成。 その章の扉のページには、唐長の...
季語となった言葉を、和歌・短歌、俳句のみならず、小説や和菓子など、ゆかりのある物事まで引き合いに出しながら解説している。 「解説」というと、無味乾燥なもののように思われてしまうかもしれないが、読み物として面白く。 一つの季語につき、一章という構成。 その章の扉のページには、唐長の唐紙のデザインが使われているのもおしゃれ。 俳句を嗜む人は、やはりこれくらい風雅でなくては。
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