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勅任艦長への航海(上) の商品レビュー

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2012/09/02

英国海軍の雄ジャック・ォーブリー・シリーズの第二段が発売されています。作者のパトリック・オブライアンは1970年にこのシリーズ第1作を発表し2000年に没するまで20巻を書き上げている。この我が国での翻訳本は、既に「新鋭艦長、戦乱の海へ/上・下」が発刊されており、今回の「勅任艦長...

英国海軍の雄ジャック・ォーブリー・シリーズの第二段が発売されています。作者のパトリック・オブライアンは1970年にこのシリーズ第1作を発表し2000年に没するまで20巻を書き上げている。この我が国での翻訳本は、既に「新鋭艦長、戦乱の海へ/上・下」が発刊されており、今回の「勅任艦長への航海/上・下」が第2段となる。作品の舞台は1802年。英国は下時の平和な日々を迎えるが、ヨーロッパ征服をもくろむナポレオンの野望を阻止するため再び宣 戦を布告する。それ以上は読んでのお楽しみ・・・。としましょう。 (オーブリー艦長は下巻の最後に素晴らしいフツゲート艦を指揮するのです)

Posted byブクログ

2011/02/17

この著者の文体にもなれ、面白くなってきました。特に2巻目前半であるこの巻ではジャックの受難が続きます。拿捕賞金が入るかと思っていたらとんでもない事に。さらにはフランスにいる間に英仏が再び戦闘状態に。フランスから逃げるときは「そんなのあり?」というワザを使ったりして。 ところでこの...

この著者の文体にもなれ、面白くなってきました。特に2巻目前半であるこの巻ではジャックの受難が続きます。拿捕賞金が入るかと思っていたらとんでもない事に。さらにはフランスにいる間に英仏が再び戦闘状態に。フランスから逃げるときは「そんなのあり?」というワザを使ったりして。 ところでこの巻で登場するウィリアムズ夫人。誰かに似ていると思ったら、『高慢と偏見』のベネット夫人にそっくり。いやそれ以上に現金です。

Posted byブクログ