レプリカの憂鬱 の商品レビュー
有名デザイン事務所を…
有名デザイン事務所を構える涼は、共同経営者の統吾に片思い中。その気持ちにこたえられない統吾は、デザイン学校に通う従兄弟の巧己に涼と付き合うように言う。涼に興味のあった巧己は涼に接近して・・・年下で子供っぽい巧己と純情な組み合わせが新鮮でした。
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こちらの作者様の作品は、お初です(*^_^*) デザイナー同士、巧己×涼のカップリングです。 最初は、従兄弟の統吾からの頼みで、 似ている巧己が涼の気を引くんですが、 涼といろいろ付き合っているうちに巧己が本気になって・・・ という設定です。 騙されていたことが涼にばれたり、 巧己がデザイナーとしての壁にぶちあたったりして、 お話が進んでいきます。 楽しんで読めました(^^)
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デザイン学校に通う関谷巧己は、有名デザイン事務所を構える従兄・統吾に就職を餌に共同経営者の宇佐美涼と付き合うように言われる。 実は涼は、統吾のことをずっと好きで、統吾もそれに気付いていながら、共同経営者である二人の関係を壊さないためにも、それにはあえて目を閉じていたのだ。おまけに、ノーマルな性癖である統吾にとって、涼のその想いが次第に重たくなっていた。 綺麗で才能のある涼が前から気になっていた巧己は、騙すような真似は嫌だと思いつつも、統吾にそっくりでその従兄でもある巧己には、これしかチャンスが残っていないこともわかっていた。 正攻法で統吾の従兄だとわかった状態で告白しても、涼がきっと受け入れてくれないであろうことがわかっていたからだ。就職も気になってはいたが、それよりも何よりも涼に近づきたくて、巧己はその条件を呑んだ。 一方、涼は涼で、自分の気持ちに気付いていながら気付いていないふりをする統吾を思い続けることにそろそろ限界を感じていた。 そして、偶然を装って涼に近づいた巧己に、涼は惹かれ始める。 そんな物語でした。 こういうあらすじだったので、もっと巧己は「涼に統吾の代わりだと思われてる」ということに悩むのかと思ったのですが、その状態は早々に抜け出してました。 最初の時点で「統吾の代わりは嫌だ」と、巧己が言っちゃってたので。 意外と巧己ってしぶといんですね。 あんまり「憂鬱」な雰囲気はありませんでした。 問題は二人が惹かれ合った後の方が多かったような気がします。 ちょっぴり大人の物語でした。
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