カーニバル 五輪の書 の商品レビュー
長かった話もこれで最…
長かった話もこれで最後です。とにかく怒るか笑うかあきれるかといったラスト。アナグラムはものすごいです。
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いよいよ解決編。驚愕…
いよいよ解決編。驚愕の結末にビックリ。しかし探偵が全然活躍しない。探偵よ、推理をしなさい。
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ビリオンキラーとRI…
ビリオンキラーとRISEにより犯罪オリンピック現象が起こる。膨大な量の不可能犯罪が勃発し、JDCもDOLLも解決に乗り出す。探偵が事件を解決せずに天下り的に犯人(RISE)が事件の真相を語るのが興ざめ。さらにその真相もインパクトはあるが、あまりのばかばかしさにただただ唖然。アナグ...
ビリオンキラーとRISEにより犯罪オリンピック現象が起こる。膨大な量の不可能犯罪が勃発し、JDCもDOLLも解決に乗り出す。探偵が事件を解決せずに天下り的に犯人(RISE)が事件の真相を語るのが興ざめ。さらにその真相もインパクトはあるが、あまりのばかばかしさにただただ唖然。アナグラムと伏線は病的。ある意味スゴイ。
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またこのパターンか、…
またこのパターンか、という結末。コズミック・ジョーカーは「退屈な物語」と自分で言っていたのに、また退屈な物語を書いているのではないか。文庫が5分冊なのは、「五輪の書」という言葉と、五輪=オリンピックという言葉をかけたかっただけなのだろう、おそらく。
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忠告は二つ。とりあえ…
忠告は二つ。とりあえず、話の法則をつかんで時間短縮を図りましょう。そして、いくらどんなラストでもとりあえず本を破くのだけはやめましょう。ある意味、他には絶対にないラストが読めます。
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シリーズ最終巻。 もう、むちゃくちゃなファンタジー。 常識にとらわれてはいけない。 非常識万歳。 この作者の世界観はすごい。 色々勉強しているのだなぁと感じました。 読むの大変だったけど、良い経験になりました。
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後半にいくにつれて段々ついていけなくなり、ついにホワイトこと◯○のネタばらし?のあたりで完全に置いていかれてしまった、獣人毒者であった。 ミステリではないのはわかっていたが、思ったよりもはるかに SF。R言語は面白いし、言葉遊びは絶妙。ただ、ちょっと自分語りが強すぎる。そして、批...
後半にいくにつれて段々ついていけなくなり、ついにホワイトこと◯○のネタばらし?のあたりで完全に置いていかれてしまった、獣人毒者であった。 ミステリではないのはわかっていたが、思ったよりもはるかに SF。R言語は面白いし、言葉遊びは絶妙。ただ、ちょっと自分語りが強すぎる。そして、批判をするものは獣人扱いの無理ゲー仕様。 とはいえ、なんとなく清涼韻に心地よさを感じないでもないので、コズミックに戻って読むことにする。
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ものすごく長い、長い5冊に渡る、良い意味でも悪い意味でも問題作。 小説が本当に好きでないと、 読破は難しいのでは・・・ とはいうものの、登場人物それぞれの 個性が独創的で、個人的に好きな部分も 多い反面、かなり無理やりな展開も見られ、 個性全開、インパクト大な作品です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【五輪の書】 確信犯的に粗筋割愛 やっと読了にこぎつけました。アバウト1ヶ月。時間かかったー(笑) この巻のタイトルは五輪の書と成っていますが、正確な章立てとしては、五輪の書→六輪の車→七輪の炎→八輪の日→九輪の相→大輪の花で締めくくられてます。六輪〜大輪までの総頁数50頁弱をわざわざ分けたのは、おそらく筆者のこだわりからでしょう。 この作者の評判の悪さは物凄く理解できる(笑) 一口に言うとそういう結論(解決)です。多分、大抵の人はこの結に対して嫌うでしょうねぇ。 強引に独創的かつ利己的に作られた結論を読者に押し付ける――という感じですからね。 ただ、私は好きです。これは好みの問題というしかない。 ルビの多様、行過ぎるほどのアナグラム、こじつけの上にこじつけを塗り重ねる……それを面白いと取るか莫迦らしいと切り捨てるか……私の場合は面白いと取りました。 ならば星五つでしょうが、作者の傲慢さ(そんな思惑は無いと思うが)がちらちらと感じたので4つ。この巻ならば214p15行〜18行ですかね。作中の登場人物の見解だがちょっと引っかかったり(笑) 確かに利己的ではあるが、そのディテールは凄まじく、それが正しいと思い込ませてしまう程の勢いと緻密な計算した裏づけがあるからこそ好みという気もします。確かにすっきりとした解決ではないですね。いわゆる本格・新本格推理と呼ばれるものと比較するならば。 かといって理論的では無いのか?と問われるとそれはNO。物凄く理論的です(ただこれは筆者の立てた結に対して) 結論(解決)云々はちょっと横に置いておくとして、事件後の人々が書かれてあるのがとても和みますね。どうしても読み手側は登場人物に思い入れて読んじゃうから(笑) とても短く端的に挿入されているが、それでも書かれてあると素直に喜びました。 ネタバレ↓ 【最終のイニシャル表記の私の見解は、 Y.T=冬扇夜美子 M.M=御戸村正(三村正人) 鞠音=一輪の花172p16行目〜173p4行目の人物 五輪書を記したM.M=宮本武蔵 五輪の書に記された作者名R.S=清涼院流水 という感じですが、どうでしょう。誰かと答え合わせしたい気分(笑) ただ有名なM.Mに関しては何を指してるのか読み取れず、五輪書を書いた本人かな(違うだろうなと思いつつも)と判断。自信ないですけどー。】 この作者の本を読んで一番思ったことは、日本語の面白さ。正確には漢字かな。 ともあれ日本語(漢字)は思ってたより偉大です。そして難しい言語。 作者が作中で定義するR(ラー)言語を操れることが出来たのなら、もう少しマシな文が書けるのに……と思ったり(笑) 今回は余裕無く読み終えてしまったのがちょっと残念。 余りにも長いので、細かい布石を忘れてしまってるから……それが無念。全て覚えていたのならおそらく読了後はもっと感動(感嘆かも)したでしょう。 試しに読了後、さらっと4・5巻を流して見ると、最終結論を知らなくて読んだ時と最終結論を知ってから読むのとではかなり受け取り方が違うという事をいきなり発見。 この様子からすると最低でももう一回は読んだ方が作品の面白みがわかる感じがする。 想像から裏読みして読むのと、確証を持って裏読みするのではかなり意味(趣)が違ってきますから。 ――思うに、 「空は何故青い」という問いに対し「波長の長さ故」というような正確無比な答えを求める人にはこの小説は読まない方が良いでしょう。 「空は鏡で海の色が映ったから」という様なとんでもない答えを素直に納得できる人ならば面白いと感じるのでは。(勝手な自論だが) つまり、空=鏡(結論)などありえない。でも鏡ならば映って当然だから納得できるという読み手の柔軟さが必要になってくるようなものだから。 判りにくい説明だなぁ(笑)でもこんな感じの作品でした。
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