黒猫は殺人を見ていた の商品レビュー
猫好きにお勧めしたい…
猫好きにお勧めしたい、ユーモアミステリーです。
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図書館でタイトルを一目見ただけで猫感を期待して借りてきてしまったわけだけど、これはネコネコ詐欺ではないか…。猫は出てくるし確かにキーではあった、あったけれども!猫が可愛いとか猫がメインとか猫愛に溢れた描写とか…そういうんじゃなかった。もう、なんかそういうのだと思い込んだ私が悪いん...
図書館でタイトルを一目見ただけで猫感を期待して借りてきてしまったわけだけど、これはネコネコ詐欺ではないか…。猫は出てくるし確かにキーではあった、あったけれども!猫が可愛いとか猫がメインとか猫愛に溢れた描写とか…そういうんじゃなかった。もう、なんかそういうのだと思い込んだ私が悪いんだけど、またネコネコ詐欺にまんまと引っかかった!!しかも、おばあさん探偵ってあんまり好きじゃないやつ…。そして、翻訳、わりと、読みづらかった…。ぐぬぅ。
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海辺のリゾート地に怯えた姪を尋ねた老婦人・レイチェルと莫大な遺産を相続している愛猫のサマンサ。 姪の住む下宿では不穏な事件が続発し、ついにはレイチェルも魔の手にかかってしまう…。 きちんと本格でした。 姪の婚約者の行方不明、サマンサへの毒殺未遂と事件が起こり、ついには姪の殺人と...
海辺のリゾート地に怯えた姪を尋ねた老婦人・レイチェルと莫大な遺産を相続している愛猫のサマンサ。 姪の住む下宿では不穏な事件が続発し、ついにはレイチェルも魔の手にかかってしまう…。 きちんと本格でした。 姪の婚約者の行方不明、サマンサへの毒殺未遂と事件が起こり、ついには姪の殺人とレイチェルへの殺人未遂へとたどり着く。 きちんと手順を踏んで恐怖感を盛り上げて事件を起こす。そして登場人物が誰も彼も怪しい。 レイチェルは年を省みず探偵に精を出し、彼女を諌めたり守ったり叱ったりする警部補も存在感がある。 サマンサは特殊なことをしない普通の猫で、でも手掛かりを与えてくれる。 トリック的にはさすがに古さを感じるけれど、こちらもきちんと作られている。 とてつもなく面白いと言う訳ではなかったけれど、きちんと出来ている作品だった。こういう本格ミステリってやっぱり好きだ。
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1939年に発表された、元祖猫ミステリ、らしい。全13作の1作目の様子だけど、これ以降の翻訳は今のところまだ。ココシリーズばりの猫ミステリを期待すると、それはハズレ。 主人公は70歳代の老婦人レイチェルで、亡き姉アガサの遺産を継いだの黒猫ペルシャのサマンサが愛猫。こう書くとどろど...
1939年に発表された、元祖猫ミステリ、らしい。全13作の1作目の様子だけど、これ以降の翻訳は今のところまだ。ココシリーズばりの猫ミステリを期待すると、それはハズレ。 主人公は70歳代の老婦人レイチェルで、亡き姉アガサの遺産を継いだの黒猫ペルシャのサマンサが愛猫。こう書くとどろどろ遺産相続モノのようだけど、そんな感じはない。読むのは二度目だけど、探偵が初めてのレイチェルのせいなのかどうか、話は面白いけど、日本語としての文章が読み辛い・・・。猫ミステリなら、翻訳が続いて欲しいところだけど、もう少し読みやすくならないかな。
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