大和の国の王 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
シリーズ3冊まとめてレビュー。 以前、1巻だけ出版されたときから和製ファンタジーということで楽しみにしていたのだが、いつの間には別社から出て完結していた。 いわゆる卑弥呼の時代を舞台に八百万の神と絡めた国争いのストーリーが展開される。まさに卑弥呼や耶馬台を思わせる記載もあり。 しかし3巻あとがきによると幼いころから温めてきたわりには難産だったようで、読者としてもそれに頷ける展開や結末に思えた。 和製のネタづくりや雰囲気はよく出ているのだが、その域で止まってしまっている。 同著者の三剣物語などに比べ、面白くなかったと感じた。
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