為替がわかれば世界がわかる の商品レビュー
ミスター円の専門。為替に関する著書。 1、為替市場は美人投票 2、為替取引は情報ゲーム 3、為替の予測はあたらない 専門家をしてでも結局はよく迷うしわからないのだ、 ということがよく分かりました。 大概のマーケットと同じで決まった形がないということ。 上がれば下がり、下がれ...
ミスター円の専門。為替に関する著書。 1、為替市場は美人投票 2、為替取引は情報ゲーム 3、為替の予測はあたらない 専門家をしてでも結局はよく迷うしわからないのだ、 ということがよく分かりました。 大概のマーケットと同じで決まった形がないということ。 上がれば下がり、下がれば上がる。 間違えることを肯定し、すぐに訂正できる能力が大切。 1〜2年前は円安株高だった。 円が安いということはみんなが日本円を売っている 日本円を手離してほかの外貨に換えているという事実。 一方で株高は外国人投資家が買って株価を上げているということ。 株を買うには日本円が要る。 じゃあ、いったい円はだれが売っている? そんな疑問をずっと持っていました。 丁度いまはその逆で円高株安です。 株が安いということは株式市場にお金が流れていないということ。 いっぽうで円が上がるのだから 多くの人が円建て資産に変えたということ。 じゃあみんな資産を何でもってるの? 現金? このあたりは今でも疑問です。 為替は、貿易の決済や投資資本の移動を超えて 純粋にいったりきたりする、そういうことなのでしょうか?
Posted by
97~99年財務官を務めた、「ミスター円」こと榊原さんのエッセー。ジョージ・ソロスが FalliibilityとReflexivityの概念を頭に入れてクォンタム・ファンドを運営していたことを熱く語りつつ竹中さん批判を繰り広げてます。ミスター円の功績で日銀の口先介入も効果が出...
97~99年財務官を務めた、「ミスター円」こと榊原さんのエッセー。ジョージ・ソロスが FalliibilityとReflexivityの概念を頭に入れてクォンタム・ファンドを運営していたことを熱く語りつつ竹中さん批判を繰り広げてます。ミスター円の功績で日銀の口先介入も効果が出てきたわけなんだろうけど、この人の情報に対する思いいれを考えると納得できます。超官僚組織IMFとマレーシアの関係についてもうすこし知りたい。
Posted by
日々刻々と変わる為替市場の動きを読むために、どのような方法があるのか。果たして為替市場とは読めるものなのか。そもそも為替市場を読むことがなぜ重要なのか。
Posted by
- 1