ハリウッド・ノクターン の商品レビュー

ジェイムズ・エルロイ(著者),田村義進(訳者)

注意点

[SPONGIEST!]

LA四部作を補完する位置づけの短篇集なので、「ブラック・ダリア」「ビッグ・ノーウェア」「LAコンフィデンシャル」「ホワイト・ジャズ」を読んでからでないと、本書の魅力は伝わりにくいんじゃないかと思う。

　エルロイ初心者向け…

[文庫ＯＦＦ]

　エルロイ初心者向けの入門編だそうですが、なんかコレだけだと先に行きたくならない気がしました。面白く読みはしましたが、少なくとも僕に対する磁力は無いかな？もっとダークな笑いが有るかと期待していたのですが、残念。もちろん一方的な勝手な思い込みですが。　ただ犬好きなそうなので、悪いヤツではありますまい。いや、きっと良いヤツだ。うん。

抑えた叙情、鮮烈な暴…

[文庫ＯＦＦ]

抑えた叙情、鮮烈な暴力、切迫した疾走感、とち狂ったグルーヴ、悪党どもの誇りと破滅。“狂犬”の核が凝縮された七つの物語。ファンは無論、エルロイ未体験者にも最適の初短篇集。

2023/08/13

ジェイムズ・エルロイの良作短編集。エルロイらしいどす黒い雰囲気はそれほど濃密ではないが、どの話も筋が分かりやすく味わい深い。

2018/11/26

　なんか立派な雑誌に掲載されたみたいだけど、内容はあくまで擬古的な 読み捨て前提の三文小説、パルプフィクション( ´ ▽ ` )ﾉ
　面白いんだけど、読むはしからどんどん忘れてく( ´ ▽ ` )ﾉ

　こういう雰囲気だよ、ってことはわかるから、たしかにエルロイ初心者向けではあるね( ´ ▽ ` )ﾉ
　暴力大好き、差別あたりまえ、男尊女卑、仁義クソくらえ、欲望だけが人生さ( ´ ▽ ` )ﾉ

　でも、やっぱり彼の真髄は長編だね( ´ ▽ ` )ﾉ
　どの作品も、今ひとつ物足りないまま終わった感じ( ´ ▽ ` )ﾉ

2018/11/26

2014/01/26

エルロイの散文にはモダンジャズが似合う。匂いたつような時代の空気と骨太なキャラクター。いくつもの実在の人物やエルロイのキャラが物語と重なり、のめりこんでしまう。