愛の法律 の商品レビュー
ヒロインのシャーロットは32歳の弁護士で、これまでは郊外で弁護士事務所を営み、困った人々を助けるために身を粉にして働いてきたのだけれど、ついにそれでは経営が立ち行かなくなってしまい、借金を抱えて自分の事務所をたたむことになった――というところから、物語は始まります。 そんな出だし...
ヒロインのシャーロットは32歳の弁護士で、これまでは郊外で弁護士事務所を営み、困った人々を助けるために身を粉にして働いてきたのだけれど、ついにそれでは経営が立ち行かなくなってしまい、借金を抱えて自分の事務所をたたむことになった――というところから、物語は始まります。 そんな出だしなので、シャーロットはかなり拗ねていて、ものの見方がいじけた感じで、その癖プライドが高いという……。事務所を畳んで就職したジェファーソン&ホーリッジ弁護士事務所の、自分の直属の上司であり現在法曹界の寵児としてもてはやされているダニエル・ジェファーソンに対しても偏見の目を向けています。 ダニエルは周囲の人々から愛される善人なのですが、シャーロットはそれを信じず、自分は認められておらず、馬鹿にされていると感じています。 が、自分を馬鹿にしているはずのダニエルに恋心を抱いてしまって、これまでに感じたことのない情熱に悩まされるわけです。 ダニエルは自制心のきいたいい男なので、彼を斜めから見るシャーロットにはあまりいい印象は抱けませんが、これまでの経緯(事務所を畳むと同時に婚約者から捨てられたことなど)を考えるとそれも仕方のないことなのかな? と多少は同情する気持ちもわいてきます。 後半がちょっと駆け足なのが物足りないなと感じました。
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自信の無いヒロイン×見守る大人なヒーローといういつもの昔のペニー。 でも、ヒロインは悲観的になるあまりヒーローの一挙一動をものすごく悪くとっていてちょっとかわいそうだった。
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