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サイレント・ラブ の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2017/09/20

謎の始まり方をして謎に終わる…、ポリネシアンセックスの良さ的なものを紹介する本です。鬱々とした薄暗い性交というよりも、割と明るくすきっとした感じ。

Posted byブクログ

2015/10/03

小説形式でポリネシアンセックスを推薦する本。 ポリネシアンセックスは、一種のヒーリング、ヨガ、瞑想のようなものなのだろう。愛が介在しパートナーと共に到達するその境地は蓮の花が咲き乱れる極楽浄土・・・ ・・・なのだが、説教臭い、私には。 五木寛之の筆力で、おっ官能小説か?と身を乗...

小説形式でポリネシアンセックスを推薦する本。 ポリネシアンセックスは、一種のヒーリング、ヨガ、瞑想のようなものなのだろう。愛が介在しパートナーと共に到達するその境地は蓮の花が咲き乱れる極楽浄土・・・ ・・・なのだが、説教臭い、私には。 五木寛之の筆力で、おっ官能小説か?と身を乗り出して読み進めたが、要は「ポリネシアンセックス・マニュアル 前書き」にしたらこれ以上ふさわしい文章はないと思われる内容が小説のクライマックスであり、ちょっと肩すかしであった。 治癒を必要としている人や魂の浄化を人生の目的としている人にはポリネシアンセックスはすばらしいツールなのだろうが、私は「セックスに満足がいかない」状態、不完全な欲求不満な状態、という人間の人間らしい側面が好きで、完璧になってしまったら退屈だと思っている、要はヒーリング系全般があまり好みではない系人種であるから、あまりピンとこなかった。(この本は素敵な友達が貸してくれた。) 高齢になっても肉体的にパートナーと結ばれたい場合には、精神的成熟もあいまって、ポリネシアンはとてもいいと思う。だがこれから結婚しようという若者にポリネシアンは逆になんだか窮屈な気がする。それに、個人的には大声を出しながら射精するベタな男性の姿は嫌いじゃない。

Posted byブクログ

2012/08/07

性愛の一つの形。快感ではなく満足感。たっぷりと時間をかけ丹念に接触するポリネシアンセックス。多忙な文明社会の中で、忘れがちな時間をかけることの意味。今一度考えさせられた。

Posted byブクログ

2012/05/27

You need no more than 30 minutes to finish reading this book. It corresponds to the author's 愛に関する十二章. It is written about Polynesian s...

You need no more than 30 minutes to finish reading this book. It corresponds to the author's 愛に関する十二章. It is written about Polynesian sex, ringing an alarm to the consumable sexual culture. Not only the style but also the binding of this book is beautiful.

Posted byブクログ

2010/03/28

久しぶりに読んだ五木寛之の本だ。読み始めるとあっという間に読み終えてしまうぐらいに自然に、しかも読みやすい本との印象である。 この本で著者が言わんとするところは、現代の若本たちが挨拶がわりにセックスするような行為に対して、人間本来のセックスのあり方を問いかけているようにも思えるの...

久しぶりに読んだ五木寛之の本だ。読み始めるとあっという間に読み終えてしまうぐらいに自然に、しかも読みやすい本との印象である。 この本で著者が言わんとするところは、現代の若本たちが挨拶がわりにセックスするような行為に対して、人間本来のセックスのあり方を問いかけているようにも思えるのである。つまり、身の回りに氾濫するセックス描写(ポルノDVD/これは見せるための売り物としての・・・)をそのまま、自分達のセックスに持ち込んでいることに対しての警鐘とも思える内容である。あまり、個人的な感想を押し付けても失礼なので、簡単にこの本のあらすじを書いておくことにする。 そのあらすじとは・・・、 『婚約を周囲に公表してしまった主人公の若い二人であるユージとマリコが旅行に出かけるのである。ユージは旅行に出かける前に、マリコと必ず毎日セックスをするんだと心に決めるが、現実はそうはいかない。 旅先でマリコが見つけた、ダンスパフォーマンスの催事に二人で出かけたその夜のことである。たまたま、知り合ったセクシーな中年のユリという女性に家へ来ないかと誘われるままに、ついてゆくのである。その夜の出来事が、この本のテーマであるサイレント・ラブ(スローセックス)なのである。ユリと若い二人(ユージとマリコ)は、セックスについてのフランクな話し合いをするが、この中でポリネシアンセックスの話が出てくる。 これは、射精をしない、静かに何時間もかけて抱きあい、オーガズムを ゆっくりと感じあいながら、結合した性器間での生体電子を交換しあう究極のセックスなのであると・・・。ユリはパートナーであるドクという男性と若い二人の目の前で、問題のポリネシアアン・セックスをゆっくりと始めるのである・・・』 とこんな感じの内容だ。 要は、このポリネシアン・セックスをすることにより、さざ波のようなオーガズムと一体感が全身に訪れて、活力感が何日も持続して、心身が非常に満たされた状態となり、しばらくはセックスをしたいという欲求も起こらないらしい。 ここまで、詳しく書いたので、もう読む必要もないと思うが(笑)、興味を持たれた方は、後学の為に一読していいかも? そして自分のセックス観を見直す機会かも知れませんね? この本は、いやらしさは、全く無く、逆に上品な本かも知れない。

Posted byブクログ

2009/10/04

 書いた時すでに75歳近いけど、この本を出してすっごい話題になってた。内容が若い。彼の「生きるヒント」とかは有名だよね。  五木寛之が描く女性像、あたしは好きなんだよね。ここでは詳しく書かないけど。とにかく、70歳を超えた「オジサマ」が20代の婚前カップルの恋愛を買いた小説。 ...

 書いた時すでに75歳近いけど、この本を出してすっごい話題になってた。内容が若い。彼の「生きるヒント」とかは有名だよね。  五木寛之が描く女性像、あたしは好きなんだよね。ここでは詳しく書かないけど。とにかく、70歳を超えた「オジサマ」が20代の婚前カップルの恋愛を買いた小説。  「ポリネシアンセックス」についてFEATUREしてる小説。端的にいえば男が腰振らない、って不思議なセックス。そんなんで逝けるの?(爆)と思うけど、そこんとこは置いといて。自然に任せるという発想でね。  読んでみたら、なんかまあ、すっごいエキサイティングってか、刺激な小説ではないし、すごい薄いからすぐ読める。あ、互いの性の一致ってのは結構重要な問題やろうねー、っと思った。

Posted byブクログ