1,800円以上の注文で送料無料

日本美術のことば案内 の商品レビュー

3

3件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2015/03/25

日本美術を鑑賞するにあたり、知っておくとより楽しめる言葉が紹介されている。読みやすく、実際の美術品も一緒に紹介されているので、楽しい。 2015/3/25

Posted byブクログ

2014/03/20

読書録「日本美術のことば案内」3 著者 日高薫 出版 小学館 P54より引用 “墨の滲みを生かした絵画の技法で、琳派の画家によって用いら れる。絵の具や墨が完全に乾かないうちに、濃度の異なる絵の具 や墨で描き足すと、両者が混じり合って自然に独特のむらが生じ る。”  目次か...

読書録「日本美術のことば案内」3 著者 日高薫 出版 小学館 P54より引用 “墨の滲みを生かした絵画の技法で、琳派の画家によって用いら れる。絵の具や墨が完全に乾かないうちに、濃度の異なる絵の具 や墨で描き足すと、両者が混じり合って自然に独特のむらが生じ る。”  目次から抜粋引用 “日本美術のモティーフ  日本美術の技法  日本美術の表現  日本美術の鑑賞と保存”  美術史学者である著者による、日本美術で使われる専門用語を 解説する一冊。  題材についてから保存法についてまで、全てカラー写真を使っ て解説されています。  上記の引用は、たらしこみという技法の説明。 白黒の墨一つとっても、色々な技があるのを見ていると、昔から 人は常に何か、人とは違うことをしたがりながら生きてきたのか なと思いました。  フルカラーの本で見ると、日本の美術と言っても、最初からわ びさびで地味な物ばかりでなく、極彩色のものが時を経てわびさ びを醸しだすようになった物が数多くあるのだなと思います。 長い時間を近くにいる人と共に過ごすことによって、より味わい 深くなるのかもしれませんね。 ーーーーー

Posted byブクログ

2011/10/10

 とても電車で読むのに向いている本です。大きさ、厚さといい、手に持ちやすい。  おかげで、言葉をはっきりと定義できました。一方で、辞書で定義を読むようなつまらない作業ではありません。(しいて言うなら、目次の最後にある、「日本美術の基礎用語辞典」は、月並みなテキストみたいで、わざ...

 とても電車で読むのに向いている本です。大きさ、厚さといい、手に持ちやすい。  おかげで、言葉をはっきりと定義できました。一方で、辞書で定義を読むようなつまらない作業ではありません。(しいて言うなら、目次の最後にある、「日本美術の基礎用語辞典」は、月並みなテキストみたいで、わざわざこの本に載っている意味があるのかわかりませんでした。ここまでやったなら、もう少し・・・・というのは贅沢でしょうか(笑)。)  たとえば、あるモチーフや技法を表す言葉が、ある作品のある部分を指していることを知っていたが、こちらの作品のこれも指すのかぁ、みたいな驚き。いつもは作品を見て、この部分は○○のモチーフですとか、技法ですと説明をうけるのですから、逆引きをしたことがなかったということに気が付きました。  今回、一番気になったのは、「肩身替り」と、織部の焼き物の柄。絵画と並べられると、なんとなく納得しちゃいます。もちろん、他にもたくさん目からうろこがポロポロな部分がたくさんありました。

Posted byブクログ