まぼろし闇市をゆく 東京裏路地「懐」食紀行 の商品レビュー
闇市のダイナミズムを今に繋ぐ遺跡みたいな存在がション横であり百軒店なんだなぁと。ふらっと町歩きしたくなる
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最近では類似書も多くなって陳腐化しつつある「B級グルメ食べてみましたルポ」というカテゴリーで括れないのが本書の凄み。 東京の随所に残る戦後闇市の痕跡としての食を巡るというテーマの紀行モノで、歴史的背景への好奇心をかきたてられます。 なんだか雑多な匂いが漂ってきそうな路地裏居酒...
最近では類似書も多くなって陳腐化しつつある「B級グルメ食べてみましたルポ」というカテゴリーで括れないのが本書の凄み。 東京の随所に残る戦後闇市の痕跡としての食を巡るというテーマの紀行モノで、歴史的背景への好奇心をかきたてられます。 なんだか雑多な匂いが漂ってきそうな路地裏居酒屋の描写や、飛び交う下品な語り口はとにかく可笑しいし、 かといって一変、都市開発で失われゆくそうした街への哀惜を綴る文章もあって、泣けるところも。
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2009/02/11- ほうろうで945円 続編と間違えて購入・・・(文庫本がでていた) 2011/02 再読。渋谷の細雪(腸詰のほう)がなくなっていたのは残念。百軒店の歴史など、近くにすむようになってより興味深く読んだ。
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2008/6 闇市時代の雰囲気を残したままの飲食店を紹介している本。ただ、その表現方法や内容自体は嫌悪感を感じるほどつまらない。グルメ本としての価値はないに等しい。ただ、あまり普通の文献では描かれていない戦後の都市風俗史を考えるための一冊としてはまったく価値がないともいえない。評...
2008/6 闇市時代の雰囲気を残したままの飲食店を紹介している本。ただ、その表現方法や内容自体は嫌悪感を感じるほどつまらない。グルメ本としての価値はないに等しい。ただ、あまり普通の文献では描かれていない戦後の都市風俗史を考えるための一冊としてはまったく価値がないともいえない。評価が分かれる一冊。
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