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さびしいまる、くるしいまる。 の商品レビュー

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11件のお客様レビュー

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2015/10/31

絶対に自分が踏み込まない世界。でも興味がないといえば嘘になる世界。 これが自分だったらまったく笑えないんだろうけど、他人のことだから、しかも読みやすく面白く書いてあるから読みことが出来る。 最後は何故か少し感動してしまった。 どの世界も大変なんだな。

Posted byブクログ

2015/02/25

―――――――――――――――――――――――――――――― おまえの恋は、実らない。 おまえが愛したのは王子様ではなく、王子様に愛される自分自身に過ぎないのだよ、人魚姫。70 ―――――――――――――――――――――――――――――― 神は死に、死神だけが生き残った88 ...

―――――――――――――――――――――――――――――― おまえの恋は、実らない。 おまえが愛したのは王子様ではなく、王子様に愛される自分自身に過ぎないのだよ、人魚姫。70 ―――――――――――――――――――――――――――――― 神は死に、死神だけが生き残った88 彼らが象徴する「善悪」は、しょせん人間の発明した価値観に過ぎない。が、「死神」は確実に存在し、我々の人生に君臨している。 彼こそが、生きとし生ける物たちの唯一無二の支配者なのだ。その権力は絶大であり、その玉座はもっとも高い場所にある。90 ―――――――――――――――――――――――――――――― だって、欲望の対象が「自分」なんだもん。112 四十四年間、私はただひたすら私に愛されたかった女なのである。115 ―――――――――――――――――――――――――――――― 女は男に「スリル」を求める。 女は「私をどこかに連れてって」と言う。 女はむしろ自我の変革を求める傾向にある。122 ―――――――――――――――――――――――――――――― 崩れていく私に対する欲望、である。 女は、「自分」に欲情できる生き物なのだ。207 ――――――――――――――――――――――――――――――

Posted byブクログ

2010/07/26

この人の書くものは一本調子だな 人は何かを見つける事はできても「変われない」という恐ろしさをつきつけられた

Posted byブクログ

2010/05/26

読んでいて苦しかった。 「私の世界には、私意外、誰も存在しないのだ。私という惑星にすむたった一人の孤独な住人」

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2009/10/04

単行本は以前に読み終えていたんですが、文庫本が発売になった時に文庫版あとがきに衝撃を受けて、購入しました。のめり込み、恋に落ち、分かっていながらもそれに苦しみ落ちていく。そして、その結果、、、 まさかそんな最後を迎えるとは思っていなかったので驚きましたし、ショックも受けました。そ...

単行本は以前に読み終えていたんですが、文庫本が発売になった時に文庫版あとがきに衝撃を受けて、購入しました。のめり込み、恋に落ち、分かっていながらもそれに苦しみ落ちていく。そして、その結果、、、 まさかそんな最後を迎えるとは思っていなかったので驚きましたし、ショックも受けました。それでも、そんなうさぎさんを包み込んで一緒にいてくれる旦那さんという家族がいることを、うらやましく思いました。

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2009/10/04

中村うさぎさんのホストについてのエッセイ。でも、自分で答えを見つけるまで、こういうことを続けるってすごいと思う。

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2009/10/04

うさぎさんの潔い生き方、格好良くて好きです。 何故人は恋をするのでしょう。きっと皆、コンプレックスを抱えているからでしょうか。

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2009/10/04

「誰かを愛したら、全身全霊で愛してみせる。」 ホストにハマった顛末を綴ったエッセイ。内容については賛否両論あると思うけど、あたしは好きです。人それぞれ、やっぱり生きるのは一生懸命◇*゜

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2009/10/04

端的にいうと、ホストに惚れこんだ顛末を記した本。ただ、それだけでなく普遍的な何かへ昇華されてると思う。 相手への執着は必ず自分への執着と対になっているように思う。どれほど冷静に相手を見つめようとも自分を分析しようとも、自己愛に飲まれている最中にはどうしてもそこから抜け出すことが難...

端的にいうと、ホストに惚れこんだ顛末を記した本。ただ、それだけでなく普遍的な何かへ昇華されてると思う。 相手への執着は必ず自分への執着と対になっているように思う。どれほど冷静に相手を見つめようとも自分を分析しようとも、自己愛に飲まれている最中にはどうしてもそこから抜け出すことが難しい。恋愛とは?他人を求めるとは?ぐるぐると自己愛の迷宮に入り込んでしまうような一冊。息苦しいほど、一人の女性の自我が晒されている。中村うさぎさんの本を読むと、巡礼をしているような、祈りのようなものを垣間見る。私はとても好き。息苦しいけれど。

Posted byブクログ

2009/10/04

ホストに心もお金も貢いでしまったがために 離婚し、破産に追い詰められてしまう。 それでもホストクラブ通いをやめられない著者の 毎日の心の葛藤が描かれたエッセイ。

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