神々の遺品 の商品レビュー

今野敏(著者)

2019/02/13

アメリカで超常現象研究チーム『セクションO』が忽然と姿を消し、日本では著名なUFOライターが殺された。事件の鍵を握るのは、オーパーツと呼ばれる摩訶不思議な太古の文明の足跡だった。神話、宗教、古代遺跡…。宇宙と人類の歴史を紐解く、超伝奇ミステリーの黄金傑作。
UFOライターが国防省の軍需秘密に気が付いた。本に書かないように依頼すると逆に脅迫。米軍人に殺された。
元刑事の探偵が学生アイドルから友人捜索を依頼。警察はその友人を殺人事件の重要参考人として探していた。
探偵が外人に襲われた。ロシア人。公安に住処を聞く。ロシア人は見方。相手は殺しのプロだと警告。
行方不明の友人(オタク)のHPが改竄。書いてあったの数字
ピラミッドの寸法、円周率、√5、古代人が星の位置を正確に把握していた。米軍がSDI攻撃を計画。
プロ殺し屋は教会にいた。牧師もバチカンのスパイ。バチカンは敵にしたくない。友人は学生アイドルの部屋に隠れていた。

2019/01/15

誰が買ったのかわからないけれど、家にあった本を読もうシリーズ。

なるほどなるほど。
きっとそーなんだわ。
神様と称され方々はきっと、宇宙からいらっしゃったんだわ。

と納得してしまう…

主人公もアメリカの提督も、悔しいからやり返す、という少年ごごろで動いてらっしゃったような…。
やってる事はすごいんだけど。

2016/06/22

私の中では結構なヒット。
高橋克彦や半村良作品などを読んでいると、そう新しい題材だとは思えないけれど、それでもオーパーツ、UFO、シュメールなどの単語を並べられると食い付かずにはいられない！

数字が苦手な私ですが、ピラミッドのに隠された数字の説明を読むと、トンデモなんかではないんじゃないかと思えてくる。

全く世の中は不思議で溢れていますね。
読み終わった後にタイトルを見返し、なるほどなぁと頷いてしまいました。

しかし作者は幅が広いですねぇ！
最近お気に入りの作家さんです。

2014/11/26

神と天文学を絡めたスケールの大きな話は面白かったが、終盤の大統領への電話で一気に解決してしまうのが拍子抜けだった。

2013/10/19

ダビンチ・コードの焼き直し？
ピラミッド、UFO、古代文明、火星、NASA。
これらをつなぐコードとして、いくつかの数字の共通点を挙げて、日本とアメリカでそれぞれの関係者が謎を追う。

なんだか良くわからない。

神々の遺品
今野　敏
双葉文庫
ISBN4-575-50857-8
695円　（400円）

2012/08/08

UFOとかピラミッドとか、ネタが古いような…。オーパーツと言いながら出てこないし、デマとわかってることも多い。エンターテインメントと割り切るには、独自の解釈もないので意外性もない。しかも主人公の探偵に好意が持てなかった。他の方のレビューにもあるが、作り事としてならまだ高橋克彦の作品のほうが楽しめる。

2012/07/31

2012/7/31読了。荒唐無稽なきらいはあるけれど面白かった。この人はやはりストーリーテリングがうまいと思う。それでも、これと比較するとダ・ヴィンチ・コードってやはりよくできてるなぁと思わざるを得ない。

2012/07/14

　めちゃめちゃタイムリーである。映画『プロメテウス』がコマーシャルで流れ、「人類の起源」検索してはいけないとTVが映し出す。人類の起源を知りたい方はこちら、『神々の遺品』も一読をすすめる。最近、ユーチューブで「ひも理論、ひも宇宙」なるものを観た。1話45分番組で3話まで観るのは気合がいるが、こちらもぜひ合わせて観るとちょっと利口になった気がする。

2012/02/10

これを真実だと書けば所謂トンデモ本の仲間入りだが小説なら立派なエンターテイメント。実は中高時代に此の手の超古代史学説に関する本を読み漁ったことがあり前半は楽しく読める。いやあ実にいろんな話がドンドン出てくる。出てくるのは良いが話が進まないうちに残り頁が…　実世界と違って小説は頁数から展開が読めるのが欠点。結局、ひとつだけでも１巻の伝奇小説が書けそうなネタを満載しながら話はそれほど盛り上がらないまま終わってしまった。此の手の話の好きな人には高橋克彦の『総門谷』や些か古いが荒巻義雄の『空白シリーズ』がお勧め。

2011/12/21

我々が小さい頃はよくＵＦＯや未確認生物の特番やってましたよね。水曜スペシャル？木曜スペシャル？とかだっけ。
幼心に「でも結局そんなのいないんだろうなあ」と思いつつも、最後まで番組を見てしまっていたような気がします。
まあ大体そんなストーリーなんで、最後まで駆け足で読みきれてしまうわけです。
なにしろ数字に弱いので、ピラミッドの話とか若干ついていけないところもあったけど、全体的なストーリーはおもしろかった。