村上春樹論 の商品レビュー

林正(著者)

2012/05/18

韓国人が日本語でここまで立派に村上について執筆しているのは素晴らしいし、日本人として嬉しい。

僕にとって帰るべき場所はどこにもない、そう考えると、僕は心からほっとした。もう誰も僕には会いたがっていないのだ。もう誰も僕を求めていないし、だれも僕に求められることを望んでいない。

かつて誰もがクールに生きたいと考える時代があった。

優れた知性とは2つの対立する概念を同時に抱きながら、その機能を十分に発揮していくことができる。

それから私に何しても構わないけれど、傷つけることだけはやめてね。私これまでの人生で十分に傷ついてきたし、これ以上傷つきたくないの。幸せになりたいのよ。

僕はそれほど強い人間じゃありませんよ。誰にも理解ｓあれなくていいと思っているわけじゃない。理解しあいたいと思う相手だっています。ただそれ以外の人々にはある程度理解されなくても、まあこれは仕方がないだろうと思っているだけです。あきらめているんです。