天になき星々の群れ の商品レビュー
今はもう絶版状態だそうでもったいない…。 SF畑からの長谷先生の2冊目になるのかな? 自分は中古で買いましたが、とても再販が待ち望まれます。 宇宙の中でも辺境である惑星レジャイナを仕事で訪れた暗殺者である少女フリーダと、綺麗事ばかり言うターゲットである少女アリスの話。 みんなと...
今はもう絶版状態だそうでもったいない…。 SF畑からの長谷先生の2冊目になるのかな? 自分は中古で買いましたが、とても再販が待ち望まれます。 宇宙の中でも辺境である惑星レジャイナを仕事で訪れた暗殺者である少女フリーダと、綺麗事ばかり言うターゲットである少女アリスの話。 みんなと仲良くしたい。未来を夢みたい。人殺しなんか絶対にやっては駄目。アリスの言葉は日常においては誰もが同意し、フリーダは内心で否定する。地獄のような環境で暗殺者となったフリーダには「綺麗事」に見えた。 その考えが変わるのは、海賊の襲来によって「日常」が変わってからのこと。 海賊が襲ってきて極限状態になってからの描写は鳥肌モノです。 変わらないものと、変わるべきもの、変わってはいけないもの。 とてつもなく考えさせられる1冊でした。
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アメリカにいる時に手に入れて6年くらい放置していた本。やっと読んだ。長谷さんはこのころから長谷さんなんだなぁなんてすごくそりゃそうだろ的なことを思いつつ、あなたのための物語を再読したくなった。
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多少、散漫としている印象はあるものの。「綺麗」と「汚い」を描こうとしている姿勢を貫こうとしている。前作『楽園』もそうだったけど、今作は特に顕著。
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