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三色の家 の商品レビュー

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著者のシリーズキャラ…

著者のシリーズキャラクター陶展文の若き日を描いた「三色の家」や少年向けの短編「心で見た」を収録。著者の文の上手さが堪能できる。

文庫OFF

陳舜臣氏の初期傑作、…

陳舜臣氏の初期傑作、『三色の家』を読むことが出来ます。同時収録の『弓の部屋』も面白いですよ。

文庫OFF

2018/06/10

表題作は戦前の神戸の輸出業を営んでいる華僑が舞台。昔の輸出業の雰囲気の中での事件はおもしろかった。弓の部屋は探偵役を務める婚約者により巻き込まれる主人公の女性。主人公の途中の動きが興味深い。

Posted byブクログ

2009/10/04

「三色の家」はアリバイトリックが秀逸。小粒だけどかなり効果的だと思う。最後の部分で陶展文が後悔するんだけどそれすら最後に言われて気づく始末。やはり俺はだまされる側の人間らしい。「弓の家」はかなり見事。綺麗。ロジックもトリックも使い方が巧いと思う。これもまた最後に語られるヒントの解...

「三色の家」はアリバイトリックが秀逸。小粒だけどかなり効果的だと思う。最後の部分で陶展文が後悔するんだけどそれすら最後に言われて気づく始末。やはり俺はだまされる側の人間らしい。「弓の家」はかなり見事。綺麗。ロジックもトリックも使い方が巧いと思う。これもまた最後に語られるヒントの解答みたいなのは全然気づかなかった。

Posted byブクログ