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行きつ戻りつ の商品レビュー

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20件のお客様レビュー

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どこの家庭にもありそ…

どこの家庭にもありそうな問題がかかれてます。悩んでる人は、読むと解決してくれそうな気がします。

文庫OFF

他のミステリー調とは…

他のミステリー調とはまったく違います。短編ですが、いろんな土地が出てきます。わたしはいつものみすてりーちょうの方がすきです。

文庫OFF

2023/07/26

日本全国各地を舞台にした家族の物語。短編なのに色んな感情それぞれ湧いて読後は自分が旅に行ったような気持ちにさえなった。それぞれの感想はあとがきとまるで一致していたことにも驚いた。

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2023/02/23

短編は苦手なんですが、これはなんだか良かった。 なんだろか? 別に何があるってわけでもないのだが。 それぞれ抱えながら旅に出る女性達の物語です。 義母、旦那、愛人、子供、友人… 日常どこにでも落ちているような単純なストーリーですが… 読んだ後少し前向きになれる話ばかりでした。...

短編は苦手なんですが、これはなんだか良かった。 なんだろか? 別に何があるってわけでもないのだが。 それぞれ抱えながら旅に出る女性達の物語です。 義母、旦那、愛人、子供、友人… 日常どこにでも落ちているような単純なストーリーですが… 読んだ後少し前向きになれる話ばかりでした。 旅はいいな。 私も早く旅がしたいです。

Posted byブクログ

2018/11/18

旅の情景と主婦の心模様を描いた短編12作。 ・姑の写真(秋田・男鹿) ・一粒の真珠(熊本・天草) ・微笑む女(北海道・斜里町) ・最後の嘘(大阪・富田林) ・青年のお礼(新潟・佐渡) ・母の家出(山梨・上九一色村) ・湯飲み茶椀(岡山・備前) ・姉と妹(福島・三...

旅の情景と主婦の心模様を描いた短編12作。 ・姑の写真(秋田・男鹿) ・一粒の真珠(熊本・天草) ・微笑む女(北海道・斜里町) ・最後の嘘(大阪・富田林) ・青年のお礼(新潟・佐渡) ・母の家出(山梨・上九一色村) ・湯飲み茶椀(岡山・備前) ・姉と妹(福島・三春) ・Eメール(山口・柳井) ・越前海岸(福井・越前町) ・泣き虫(三重・熊野) ・春の便り(高知・高知市) ・解説 立松和平 全て主婦が主人公で、妬み、嫉み、後悔、悲壮、喜び、怒りと様々な感情を抱え、その地を訪れ、情景に癒され、あるいは改心し、情を深くする。 旅の一面を切り取った作品。

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2018/04/26

読む前にざっと内容を見たところ、観光地を紹介しながらの三十ページくらいの短編だった。 読み始めは、それぞれドラマがあるものの、特別面白い感じはしなくてもしょうがないから、さっさと終えようと思っていた。 「姉と妹(福島・三春)」を読み終え、印象ががらりと変わった。これだけのページ数...

読む前にざっと内容を見たところ、観光地を紹介しながらの三十ページくらいの短編だった。 読み始めは、それぞれドラマがあるものの、特別面白い感じはしなくてもしょうがないから、さっさと終えようと思っていた。 「姉と妹(福島・三春)」を読み終え、印象ががらりと変わった。これだけのページ数で各地を紹介しながら、ここまで書けるなんて、やっぱすごい。

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2017/10/15

家庭に問題を抱えた12人の妻たちが旅に出る短編集。 それぞれが、旅先で出会う人や風景に癒されていく。 そこには温かさがある。 読んでいる側にも温かさや旅に出る良さが伝わってくるよう。 2017.10.14

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2017/08/30

日本各地を舞台とした短編集として、出版編集された文庫本。 が、読み始めて気づいたのですが、乃南アサの他の短編集にも所収されている作品ばかりでした・・・。 再度、全作品、読み通しましたが。

Posted byブクログ

2016/03/23

 全体に日常の香りがして、ミセス雑誌に載せるに相応しい内容だった。  全然完璧じゃない主人公たち。雑誌に出てくるような、美しく快活でお洒落で中身まで出来上がっているかのような人物じゃない。  不器用で欠点があって少なからず自分が大切でしかたがない、読者と変わらない人たち。  しか...

 全体に日常の香りがして、ミセス雑誌に載せるに相応しい内容だった。  全然完璧じゃない主人公たち。雑誌に出てくるような、美しく快活でお洒落で中身まで出来上がっているかのような人物じゃない。  不器用で欠点があって少なからず自分が大切でしかたがない、読者と変わらない人たち。  しかし、主人公たちは、しっかりと、その土地土地の自然から、何かを学ぼうとし、得ようとする。それがストレートにプラスなものでなくとも、回り回って主人公たちに学びや気付きを与える。  この12の物語から、自然やその土地に根付く風土や空気の尊さ、大切さを知る。  この方の本を初めて読んだけれど、風景描写が穏やかで、サスペンスなども書いている方だなんて意外だな。

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2012/03/10

あとがきの 「人は漫然と旅行しているのではない。さまざま事情を抱え、一生懸命に旅をつづけているのである。」 という一文がこの本の全てだと思う。

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