思考の技術・発想のヒント の商品レビュー
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2 哲学者だけに色んな観点からの見方が出てくるが、一方的だったり議論が発散してたりするのでいまいちな印象。一つの議論が深くなかったり哲学的な話になったりと納得感が少ない。オウムの話がよく出てくる。 色んなことを命題化しどちらの意見も自分を無にして考える。常の思考訓練が重要。 考える技術として、比較で考える(歴史、量、質、地域)、前例で考える、極論を振る 受験は脳の訓練。子供や自分に期待しないのは難しいが、自分は何者でもなく、いなくても世界は全然変わらないと考えられる態度は、ものを考えるときに非常に大切。冷静にきちんと考えるときに役立つ。人間の想念(思想なり宗教なり思い入れ?)はすごい、不幸があったときでも、神が自分の運命を弄んで、私を試しているなら、私は生き抜いてやろうと挑戦できる。不幸も自分の楽しみや生き甲斐に変えようと挑む。これで結構生き抜く。アウシュビッツの例。 増田みず子 自由時間 何者でもないことの快楽が書かれた小説。 コピーがオリジナルの生みの親。 演繹法と帰納法。三段論法と子供の駄々・統計と共通項探し
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「思考の技術・発想のヒント」3 著者 鷲田小彌太 出版 PHP文庫 p70より引用 “何年も繰り返すと、誰でも習慣になる。簡単明瞭である。 しかし、この単純さを持続するのが難しいことは、 誰でも知っているだろう。” 哲学者である著者による、 ものを考える為のコツや方法をまと...
「思考の技術・発想のヒント」3 著者 鷲田小彌太 出版 PHP文庫 p70より引用 “何年も繰り返すと、誰でも習慣になる。簡単明瞭である。 しかし、この単純さを持続するのが難しいことは、 誰でも知っているだろう。” 哲学者である著者による、 ものを考える為のコツや方法をまとめた一冊。 頭の鍛え方から具体的な考え方の進め方まで、 哲学者ならではの方法が紹介されています。 上記の引用は、 自学自習についての一文。 単純で簡単な事でも、 何年も続ける事の難しさは、 身をもって知っています。 子どもの頃から続いているのは、 結局ゲームと読書だけになってしまいました。 継続は力なりというのがわかっていても、 それを実行出来る事は、 それほど数多くは無いのではないでしょうか。 どこで読んだか忘れましたが、 完全にやめてしまわなければ、 少し休んでまた続きから始められるというような考えもあります。 全体的に読みやすく書かれていますが、 時々難解な感じを受けるのは、 私の実力不足なのでしょう。 ーーーーー
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