生活骨董。 の商品レビュー
見て楽しむ骨董ではな…
見て楽しむ骨董ではなく、日々使う骨董品。著者のものに対する愛情が伝わってくる。
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麻生さんの京都生活において欠かすことのできないアンティークコレクション。 私も、実は昔のものが大好きで。 でも、自分で買うとなると、どうしても西洋ものばかりとなってしまう(しかもマガイ物)。 決して和のものが嫌いなわけではなくて、飾り方がわからないのだ。 町家のようなところに、徹...
麻生さんの京都生活において欠かすことのできないアンティークコレクション。 私も、実は昔のものが大好きで。 でも、自分で買うとなると、どうしても西洋ものばかりとなってしまう(しかもマガイ物)。 決して和のものが嫌いなわけではなくて、飾り方がわからないのだ。 町家のようなところに、徹底的にこだわって飾るのならともかく、我が家に飾っても、その物が持っている素質を殺してしまうことになりきれないでしょ? 長野の田舎に飾ろうにも、田舎の家は和洋折衷になってしまっていて、肝心な価値あるものはみんな蔵に入ってしまっているのだから、お宝もどんな保存状態になっているのか全然わからない。 そんな私にとっては、こういう本を眺めているのが一番いいのである。 特に、私は日本の焼き物では古伊万里が大好きなので(実は某デパート閉店セールで頑張って一式私もコーヒー茶わんを買ってみたのだが、出すのがもったいなく、しまいっぱなしになっている)伊万里の話が出てくるとワクワクする。 それに何と言ってもお気に入りなのが、鳥かごをランプにするアイディア。 実は、某デザイナーさんのものですごく気になっているのだが、手出しできないものがあって、それはやはり鳥かごにお花が活けられるようになっているのだが、それに近い発想だと思った。 年を取ったらもうちょっと和物を上手に扱っていくことができるようになるのかな? そういう人になりたい。
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