書物愛 蔵書票の世界 の商品レビュー
これを読んで蔵書票に…
これを読んで蔵書票にはまった。制限があるが故に工夫が必要となることの面白み。そこをどう工夫したのか、どれだけの表現ができるのか。箴言やモチーフ選びの楽しさ。銅版画の繊細な表現。特にアルフォンス井上氏の蔵書票はすばらしいの一言。書物を愛する人には必携と言ってもいい書物のための書物で...
これを読んで蔵書票にはまった。制限があるが故に工夫が必要となることの面白み。そこをどう工夫したのか、どれだけの表現ができるのか。箴言やモチーフ選びの楽しさ。銅版画の繊細な表現。特にアルフォンス井上氏の蔵書票はすばらしいの一言。書物を愛する人には必携と言ってもいい書物のための書物である。
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めくるめく蔵書票の世…
めくるめく蔵書票の世界。見ているだけで楽しいです。
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蔵書 票 作家の紹介 作風が詳しく紹介されていて 本人へのインタビューを載せているものもある 蔵書 票の依頼 思い出などの感想もあり 一度 の依頼 で数十枚くらい作成するが 実際に本に貼るよりコレクター間で交換することが多いようである 海外作家の作品が数十枚
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ちょっとした理由あって手を伸ばしたが、結構面白い本。 というか蔵書票の世界そのものが一生賭ける価値のある世界なので、面白くないわけがない。 個人が発注して個人的に使うものなので流通が比較的少ないとか。 個人的には、多賀新(江戸川乱歩の春陽堂文庫のイラスト)、アルフォンス・井上(マ...
ちょっとした理由あって手を伸ばしたが、結構面白い本。 というか蔵書票の世界そのものが一生賭ける価値のある世界なので、面白くないわけがない。 個人が発注して個人的に使うものなので流通が比較的少ないとか。 個人的には、多賀新(江戸川乱歩の春陽堂文庫のイラスト)、アルフォンス・井上(マンディアルグの!)などのエロティックな作品が好み。 というのも、見返しの部分に潜めるという行為自体がエロティックで、行為と画風が似ていると思うからだ。
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蔵書票の作成にあたり購入。 こちらの本には世界中の蔵書票の写真が沢山載っていて参考にしよう…と思って観ていると”参考”どころかすでに”鑑賞”になってしまう(笑) 世界中で書物が愛されているという現実。 電子書籍もたまに読むけど、やっぱり自分の大好きな本は”私の印”をつけてずっと手...
蔵書票の作成にあたり購入。 こちらの本には世界中の蔵書票の写真が沢山載っていて参考にしよう…と思って観ていると”参考”どころかすでに”鑑賞”になってしまう(笑) 世界中で書物が愛されているという現実。 電子書籍もたまに読むけど、やっぱり自分の大好きな本は”私の印”をつけてずっと手元に置いておきたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
蔵書票の印刷技法から始まって、蔵書票を愛する人々のインタビューが数多く収められた一冊。 ------------------------- ------------------------- ------------------------- 以下感想 はまる人はどっぷりとはまるんだろうなぁ。 その道のマニアにはたまらないんではないでしょうか。 蔵書票ってなにそれ楽しいこと?くらいの気持ちで手に取った自分には深すぎる世界でした。
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本愛・古書愛を前提に、 自分が気に入った本に、『自分が読んだ・気に入った・自分の本だ』っていう証を付ける。 これが端的に言う蔵書票。 蔵書票の元々の作品形態は版画。 サイズは元が本に張るものと言う事で小さく、 日本の浮世絵に近い作品から西洋絵画の様な作品まで千差万別。 そしてこの...
本愛・古書愛を前提に、 自分が気に入った本に、『自分が読んだ・気に入った・自分の本だ』っていう証を付ける。 これが端的に言う蔵書票。 蔵書票の元々の作品形態は版画。 サイズは元が本に張るものと言う事で小さく、 日本の浮世絵に近い作品から西洋絵画の様な作品まで千差万別。 そしてこの蔵書票世界の特徴的な点として、 蔵書票本来の制作意図である『自分が気に入った証』という意味で張る点と、 単純に『綺麗だから』とを集めるコレクター。そのコレクター同士が集めた蔵書票を交換する、という点。 他にも特徴はあるのかもしれないが、これだけでも蔵書票の世界は中々奥が深いと思う。 新品に近い状態を維持しつつ、つまらない本なら売る手軽さと商業性を追求した中古書店チェーンがひしめく。 電子書籍が騒がれ、続々と電子化され紙媒体が薄れて蔵書票本来の張るという行為意味が消失しそうな現代社会に蔵書票の作家・コレクターはどう感情を抱いているのだろうか。 私自体この本を読んで蔵書票という存在を初めて知ったが、手のひらサイズに集約された美術品は、世界から作成する意味を消失されてしまう危険性がある、それは惜しくてたまらない。人生で一度現物にお目にかかってみたいと思う。 この本には作品が多く載っている訳ではないし、作り方や作家の半生が内容の多くを占めているけど、読んでいるともっと色々な蔵書票の作品を見てみたくなるし、自分でもほしくなってくる。 蔵書票の入門には丁度いいと本だと思います。
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蔵書票の説明と後半の軽いコラムが面白かった。 そんなに芸術性の高い物だと思っていなかった。 でも本に貼るのには抵抗がある。
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