南総里見八犬伝(四) の商品レビュー
読み終わってしまった。楽しかった。小学生向けの簡略バージョンだったので、原作により忠実な非省略バージョンも読んでみたい。
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八犬伝最終章。八犬士の全ての敵との決着がついて痛快だった。船虫や夏引に乗り移り、今回は妙椿尼に扮してまで八犬士を追い詰める玉梓の憎悪・・。 とてもあさましく、恐ろしいと感じた。
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最後の最後に畳みかける大団円、駆け足になっちゃうのはまあこれだけ要約したらそりゃそうだよなあと。 でも、あとがきから窺える、かの大長編をここまで読み応えありの濃縮還元にした浜たかや先生の筆の妙…凄いものを読ませてもらったな…。 タイプの違うイケメンがいっぱい出てきて…里見八犬伝、...
最後の最後に畳みかける大団円、駆け足になっちゃうのはまあこれだけ要約したらそりゃそうだよなあと。 でも、あとがきから窺える、かの大長編をここまで読み応えありの濃縮還元にした浜たかや先生の筆の妙…凄いものを読ませてもらったな…。 タイプの違うイケメンがいっぱい出てきて…里見八犬伝、今も昔もウケる文脈をしているのがやっと分かった…。
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八犬伝を知らなすぎだとはいえ、これはかなり短縮された物語だったとは…! 絶対いつか原文で読みたいと思う。 本当に面白かった!! これを読まないで死ぬのはもったいない!!誰しも一生に一度は読んでほしい名作。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
八犬士が揃って戦うだけで胸が躍りました。最終巻はあまりハラハラすることもなく、疾走感を味わえました。 最後の戦いで、逃した敵の数の方が多かったところが八犬士らしいなと思いました。潔さもかっこよかったです。 ただ、玉梓は結局どうなったのかが気になりました。真の黒幕を倒さないで終わったのは意外でした。 あとがきで物語を一部変えているところがあると知り、原作を読んでみたいと思いました。 最後までとても読みやすいので、「南総里見八犬伝ってどんな物語なんだろう?」と思っている方におすすめしたいです。
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痛快、ってこういうことかな!という感じの犬士の活躍。やっぱり荘助くん推せるので、大軍を前に なにをおそれることがありましょう、と言った時はスタンディングオベーションでしたね。好きです。大枠はなんとなく掴めたので、大人向けのものもぜひ読みたいです。
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江戸時代後期の作品。 1814年~1842年までかかって完結の伝奇小生。 里見八犬伝。 作者 滝沢馬琴。 室町時代末期の史実を背景にしている。 以前からタイトルだけは知っていたけど 内容が全く知らなくて まずは児童書から読んでみた。 年末年始で 里見八犬伝七冊。 児童書...
江戸時代後期の作品。 1814年~1842年までかかって完結の伝奇小生。 里見八犬伝。 作者 滝沢馬琴。 室町時代末期の史実を背景にしている。 以前からタイトルだけは知っていたけど 内容が全く知らなくて まずは児童書から読んでみた。 年末年始で 里見八犬伝七冊。 児童書 南総里見八犬伝 四巻/浜たかや 新・里見八犬伝/鎌田敏夫 伏・贋作里見八犬伝/桜庭一樹 伏姫と八房の子供達の八犬士八人。 信乃、現八、小文吾、壮助、毛野、道節、大角 どの作品でも 信乃が一番好き。 浜路は作品によって いろんな風に描かれていて 八犬伝になくてはならない存在なのだな。 妖女玉梓も名前が好き。 怖いけど、恐ろしいほどの執念だけど、船虫と名乗っている時より玉梓の方がいい。 新・里見八犬伝は ちょっと奇抜な発想 でも楽しめた。 伏・贋作里見八犬伝は 本家ベースの作品で 本家を読んでなくても楽しめると思う。 むしろこちらを先にした方が良かったかも。 それぞれのキャラが生かしきれてないというか 本家からの配役にイマイチ納得がいかない。 作中作「贋作里見八犬伝」は とても面白かった。 キャラ全てに掴みどころがなく 特に滝沢冥土(滝沢馬琴の息子の設定)は本作においてキーパーソンになってるはずだが影が薄い。 里見八犬伝全体としては とても面白く 現代語訳里見八犬伝も読む予定。 古典はいろんな風にリメイクできて楽しい。 いい作品は何年立っても良いんだな。 本家は登場人物400人以上。すげぇ!
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読みやすくて、最後の八犬士たちが力を出し合って戦うところがかっこよかった!! 親兵衛くんのキャラがとても好き!! また絵が話に合っていて雰囲気もとても好き✨
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
再読も遂にラスト、四巻目! なんだか、駆け足で物語が進んだ気がする・・・ 敵のやられ方も基本的にあっさりしすぎてて、なんだか拍子抜けしないでもない それでも躍動感はあって、夫々目的や仇討ちに成功してるし、最後もハッピーエンドだけど・・・ 縁結びをくじ引きで決めるってどうなの (親兵衛とか一の姫とくっついて、一番下の犬士と一番上の姫って・・・とか思わなくもない) 全体を通すと、善側の女性陣が可哀想な最期を遂げる人ばっかりだし 結局妙椿/玉梓が最後どうなったのか不明なままだし、あとがきを今回初めて読んだんだけど、原作を1/7に縮めてあって、その分読みやすくはあったけど、登場人物も少ないらしいし、籠山逸東太が別の人の役割も果たしたり、原作に出ない人が居たり、しまいには最後の戦いに親兵衛は出ないから原作書き換えたとか・・・ 編集はいい点も悪い点もあるわけで・・・だからこそ原作を読んでみたいんだけど、原作はとても長いし、引用を見ると読みにくそうでもあって悩む どこかに原作に本当に忠実で、それを現代風に読みやすくしたものはないんだろうか あったら絶対読むんだけどな ☆5つあげたいとこだけど、初めて読んだあとがきで知った事実が残念だったので−1で
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悪漢・蟇田素藤と八百比丘尼・妙椿によって御曹司・里見義通を人質にとられてしまった里見家。伏姫の神託を得るべく富山を行く義実のもとに現れた刺客を退治したのは、まだ十歳にも満たない少年であるはずの仁の犬士・犬江親兵衛仁だった! 親兵衛が活躍する妙椿戦、そして犬士が集結した管領戦を収録...
悪漢・蟇田素藤と八百比丘尼・妙椿によって御曹司・里見義通を人質にとられてしまった里見家。伏姫の神託を得るべく富山を行く義実のもとに現れた刺客を退治したのは、まだ十歳にも満たない少年であるはずの仁の犬士・犬江親兵衛仁だった! 親兵衛が活躍する妙椿戦、そして犬士が集結した管領戦を収録、偕成社八犬伝ここに堂々完結! 著者によるあとがきと八犬伝解説、人物事典も収録。 第四巻もっと長いかな~と思ってたら三分の一があとがきと人物事典だったのでちょっと肩すかしくらったw なんかテンポいい感じ。さくさく進むけどちょっとダイジェストに近い感じの書き方になってるのはしょうがないかな。省略されがちな八姫との婚姻もやってくれたのは嬉しかったです。管領戦あたりは結構オリジナルというかあ、赤岩百中の存在…いえなんでもありませんことよ。それでも管領戦ってあんま書かれないのであってくれるだけ嬉しいですね。これから八犬伝に入る人が多いのですが原作をアレンジしつつも要所要所の大きなエピソードをちゃんと拾ってくれてるのでほんとに最初の八犬伝、入口としてお薦めしたいなあと思います。 あ、親兵衛がけっこうざっくばらんな喋り方なのが山童って感じで可愛いと思いました。今更気付いたけど句読点とか多めでやっぱり子供向け意識してるのかなとちょっと思ったり。 あとがきが八犬伝解説って感じでした、とても面白かったです。ほんとに、八犬伝って今の人気があるから(むりやり)長く続いた少年マンガのはしりみたいなところがあるよね。個人的には某ワンピに近いと思ってるんですけどね。次の子供向けは人形劇のノベライズ読もうかなと思います。
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