アフリカの「小さな国」 の商品レビュー
良質な滞在記(但し20年以上前の)
タイトル通りである。アフリカ西海岸の優等生と呼ばれたコートジボワールへの滞在記である。幸い筆者は、泥沼の内戦への突入前後に帰国している。内戦の原因とその後の経過、及び一時的に国民の融和がサッカーで図られた経緯は、「サッカーと独裁者」に詳しいのでそちらも参照されたい。結局内戦は20...
タイトル通りである。アフリカ西海岸の優等生と呼ばれたコートジボワールへの滞在記である。幸い筆者は、泥沼の内戦への突入前後に帰国している。内戦の原因とその後の経過、及び一時的に国民の融和がサッカーで図られた経緯は、「サッカーと独裁者」に詳しいのでそちらも参照されたい。結局内戦は2011年頃まで続くそうである。但し、原因を解消しないと又起きるであろう。ヨーロッパ人が引いた国境って奴は。いっそう、比較的平和な隣国のガーナ、ブルキナファソ辺りと連邦国家にならないかな。リベリア、マリは駄目です。お財布を大きくしてインフラ整備をしないと貧困と内乱は止められません。後、発想の転換もね。彼等には、道路の敷設は出来ても整備維持は出来ない。では、物流はどうするべきか?それを発想できれば、内陸国の罠からも脱却できるはず。簡単な事だけどね。
歯の抜けた剣歯虎
1999-2000にコートジボワールに暮らした筆者のお話。丁度クーデターが起きて国が大きく動き出す時代 の人々の日常生活。 読んでいて楽しかった◎ 丁度コートジボワールについて授業でやったので、ちょっと参考になった。もっと真面目に聞けば良かった(笑) イヴォワールの奇...
1999-2000にコートジボワールに暮らした筆者のお話。丁度クーデターが起きて国が大きく動き出す時代 の人々の日常生活。 読んでいて楽しかった◎ 丁度コートジボワールについて授業でやったので、ちょっと参考になった。もっと真面目に聞けば良かった(笑) イヴォワールの奇跡。ボワニ、ベディエ、ゲイ。 国政は複雑だけど暖かい人々。親戚付き合いの様子はプエルトリコを思い出した。 どこにでも普通の生活がある。 アフリカ料理食べたい。 アフリカ行ってみたいなぁいや住みたい。 こんな人生もあるんだなぁ ジャンヌは元気なんだろうか。
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ブログが一般化する前のブログのような感じ。気軽に読めて、しかも身近に感じる。アメリカ黒人のソウルフードでもあるガンボの原型というか、そのものかもしれないゴンボ等、発見が多かった。
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アフリカ料理のレシピも載っていて、生活観あふれる本。現在、コート・ジ・ボワールは気軽に訪問できる所ではないので、本書で旅行気分に浸りました。
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[ 内容 ] 西アフリカ・コートジヴォワールの都会の朝。 近代的マンションに杵の音がトントンと響く。 搗きたての朝食が用意されているのだ。 便利さだけを考えずに伝統を大事にするふつうの人たちのふつうの生活の、時はゆったり流れる。 「なんで好きこのんであんな危険なところへ?」とよく...
[ 内容 ] 西アフリカ・コートジヴォワールの都会の朝。 近代的マンションに杵の音がトントンと響く。 搗きたての朝食が用意されているのだ。 便利さだけを考えずに伝統を大事にするふつうの人たちのふつうの生活の、時はゆったり流れる。 「なんで好きこのんであんな危険なところへ?」とよくたずねられる、アフリカ生活通算六年の著者が、日本では忘れられてしまいがちな、人と人とのあたたかい触れあいと、ほんとうの豊かさとは何かを求める「手ざわり」紀行。 [ 目次 ] 第1章 アビジャン生活第一歩(ジャンヌについて;パーニュ ほか) 第2章 異文化のなかで(ミス・コートジヴォワール;音楽祭 ほか) 第3章 アフリカに暮らすこと、とは?(アパートのバルコニーから;新聞売り ほか) 第4章 クリスマス・クーデター(兵士の反乱;クーデター ほか) 第5章 さまざまに、西アフリカ(サヘルの牛追い;村のマルシェ ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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