友だちみんなの中で の商品レビュー

松下佐智子(著者),鈴木奈実(著者)

2014/01/24

連絡帳のやりとりが大半を占めています。著者も書いていますが、詳細な背景等がはしょってあって意味の理解できない部分も多いのですが、それぞれの立場から子どものためにできる事、を模索している様子が読み取れます。

P167～学級をどのような方向に導くか、のヒントになりそうです。
P189～「落ち着いた状態から荒れるのは、よくなろうと努力している反動です。浜辺に波が寄せたり引いたりしているように一定ではないのです。ゆっくり見守りましょう。」と言えるような働きかけをしたいものです。

2013/02/28

担任の先生とADHD児のお母さんの連絡帳的なやり取りをそのまま文章にした本です。
本人の様子を客観的に見る二人が順番にやり取りをしていて、24時間の彼の様子が分かります。
同時にお母さんの不安や困惑も透けて見えます。
専門書ではなくリアルな実体験であり、日記のような書き方だったのでとても読みやすかったです。