百年の預言(下) の商品レビュー
天満敦子さんの大ファンの方89歳!と 仲良くなり、天満さんの望郷のバラードで物語が描かれた、この本を 再読しました。 朝日新聞連載時から毎日待ち切れないくらいの読み応えのある本でした。高樹のぶ子氏の作品良いですよ この本を読んで是非天満さんのコンサートに足をお運びください
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ルーマニア革命とその直前の緊迫した東欧の状況、そうした歴史の動きを肌で感じるだけでなく、日本人ながら、100年前にルーマニアのポルンベスクが作曲したバラーダに込められた秘密を解き明かした外交官の真賀木の動向が気になって、一気に読み進めた。 真賀木と充子の大人の恋愛描写も、高樹のぶ子ならでは。真賀木の死により二人の関係は突然終わるが、最後に充子が初めて公にバラーダを演奏するシーンで真賀木が現れるのには泣けた。 バラーダを聴いてみたくなった。
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最後が・・・・真賀木を殺す必要があったのだろうか?バルバレスクの巻き添えで。この本は、実際にルーマニア革命を見てなお、面白さが増すものだと思う。エンマの言葉がすごく残った。センデスが結ばれ、生き残ったのにもかかわらず、真賀木が死んでしまうのがありえない。
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