死の教訓(上) の商品レビュー
半月の夜、暴行を受け…
半月の夜、暴行を受けた女子大生の死体が池の畔で発見される。次の予告が捜査主任を名指しで、書き残されていた。古い作品らしいのですが、面白いです。
文庫OFF
半月の夜に暴行を受け、死亡した女子大生の事件を担当した捜査主任ビル・コード。その彼を中心に話は展開されていくんだけど、どんでんのどんでんでなかなかに引き込まれるストーリーだった!
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図書館の本 読了 内容(「BOOK」データベースより) 半月の夜、暴行を受けた女子大生の死体が池の畔で発見された。現場に残された書き置きは捜査主任ビル・コードを名指しで次の犯行を示唆しており、血で描かれた半月が町の建物六ヵ所に一夜にして出現した。“ムーン・キラー”の凶行を恐れ、町はパニックに陥る。ノンストップ・サスペンスの王者が放つ衝撃作。 セアラがキーパーソン? 詳しい感想は下巻で。 The lesson of her death by Jeffery Deaver
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ジェフリー・ディーヴァーと言えば、リンカーン・ライムシリーズですが、これは、リンカーン・ライムシリーズではありません。リンカーン・ライムシリーズを書き出す前の、時代の作品です。 リンカーン・ライムシリーズでは、リズミカルに謎を解いていくのが心地いいですが、この作品では、まだそこ...
ジェフリー・ディーヴァーと言えば、リンカーン・ライムシリーズですが、これは、リンカーン・ライムシリーズではありません。リンカーン・ライムシリーズを書き出す前の、時代の作品です。 リンカーン・ライムシリーズでは、リズミカルに謎を解いていくのが心地いいですが、この作品では、まだそこまでの作風は確立できていません。 内容は、リンカーン・ライムシリーズよろしく複雑で、非常に興味深いのですが、リズムに乗りにくく、読むのにちょっと時間を要しています。 どこが悪いというわけじゃないんですけど、リズムがねぇ。
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初期作品らしい?スローテンポな展開でまだまだ余力を残した感じ。 田舎の風景と相まっている。 中々サスペンスにのめり込むという感じではなく、じわじわと役者が揃うのを待つ感じ。前編最後にあっと言わされるのもさすが。
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「ボーン・コレクター」のジェフリー・ディーヴァーの初期作品。 女子大生が暴行され殺された。捜査をあざ笑うように、被害者は増える。そして犯人の手は、捜査主任の家族にまで及び始める。 インディアナ州ニューレバノンが舞台になる。アメリカのちょっと田舎町というのは、どーしてこうも...
「ボーン・コレクター」のジェフリー・ディーヴァーの初期作品。 女子大生が暴行され殺された。捜査をあざ笑うように、被害者は増える。そして犯人の手は、捜査主任の家族にまで及び始める。 インディアナ州ニューレバノンが舞台になる。アメリカのちょっと田舎町というのは、どーしてこうも閉塞的なんだろうか。ま、閉塞的じゃないと事件にならないし、事件が起こっても、誰が犯人なのか疑心暗鬼になったりしないんだけどね。 ともあれ、警察がいて、保安官もいるというアメリカの田舎の特色が事件を複雑にしていっている。読み終わってしまえば、なーんだ、って感じなのだが、人は立場とか先入観とか自己保身とかで簡単に愚かになれるものなのだと、思い知らされる。 作品を、強い力でひっぱっていくのが、学習障害を抱えている捜査主任の娘。 そういえば、スティーブン・キングの「デッド・ゾーン」にもそういう障害の学生が出ていたが、その時の表現は学習障害ではなかった。デッド・ゾーンは1987年に翻訳の文庫が出ていて、「死の教訓」は1993年に原作が出版されている。見てすぐわからない障害に対しての理解というのは、なかなか広がらないものだ。…話がそれた。 とにかく、この娘の存在がポイントになる。でも、あんまり魅力的じゃない。 そう、とにかく大人数が出てくるのだが、魅力がある人がいないんだよね。なので、誰にもシンパシーを感じることができない。まぁ、それによって殺された女子大生を浮かび上がらせようとしたのかもしれないし、それならそれはとても成功しているんだが。解説で、「ツイン・ピークス」のローラの遺体が発見されたシーンになぞらえていた。確かに、ツインピークスも死んでしまったローラが影の主役といえるけれど、それ以上に生きている人間が、生きていた。その点これは…。 ディーヴァーだと思って読んでるから、どうしても辛い点になってしまう。 ま、ディーヴァーはこうやって紆余曲折の末に、現在の地位を手にいれた、その努力のあとと思うべきなんだろう。 でも、後半のたたみかけてくるような辺りは、やっぱりディーヴァーだって感じで、すごく面白かったっすよ。
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実はけっこう古い作品だったみたい。あまり「ジェットコースター的」ではなかった。ちょっと地味かな。だけどそれでも、予想を裏切る展開の連続なのは間違いなし。 余談。「登場人物表」が栞になってるというのはうれしい。いちいち前のページをめくらなくて済むので(笑)。
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まだ上巻なので、問題が山積みって感じで、今後どうなっていくのかが、気になります。人間を書くのが上手いなと思います。でも、アメリア&ライムシリーズが恋しいなぁ。
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ボーンコレクターの人。 こういう非現実なものも読む。 暴力的なことへの共感はいっさい湧かないけど、 犯罪者の心理には興味を抱く。 人の考えることの振れ幅を知りたいのかも?
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やっと上巻読み終わりました。 殺された女子大生の捜査にあたるビル。ビルの娘はいわゆる学習障害。連続殺人事件と娘の学習障害の話が軸に展開していきます。前半は、視点がころころと変わり読みづらかった。話に入り込めなくて少してこずりました。学習障害についても少し納得のいかない描写もありま...
やっと上巻読み終わりました。 殺された女子大生の捜査にあたるビル。ビルの娘はいわゆる学習障害。連続殺人事件と娘の学習障害の話が軸に展開していきます。前半は、視点がころころと変わり読みづらかった。話に入り込めなくて少してこずりました。学習障害についても少し納得のいかない描写もありました・・・。しかし、上巻の最後に驚きが!!だらだらと進んでいたのが、ようやく推理サスペンスっぽくなってきました。下巻に期待。
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