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南総里見八犬伝(二) の商品レビュー

4.2

17件のお客様レビュー

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2012/08/25

元が長ーいので、おそらくかなり端折られてるのでしょうけど、そして個人的にはこれの2倍くらいは文章量あっても良いくらいなんですけど、それでもやっぱり面白い。勧善懲悪ってもやっぱりキャラクターが生き生きしてて良い。妖術使いの道節と長槍の現八が好き。

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2012/01/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ちゃくちゃくと集まりつつある仲間。 しっかし、なんか周りの人死に過ぎでは・・・。 しかも壮絶すぎる。 ぬいさんたちとか。 ばっさり斬られてるし・・・・・。 しかも男女の血が混じって薬になるって、すごいな、あの伏線。 なんか感心しちゃったぞ。 顔が似てる、ってゆーとこでいやーな予感はしたのよね。 で、首もってこ~いってとこでこれは絶対だー、と。 見知らぬ人のため自分の命さしだすなんて・・・。 まあなんとゆーか祖先とか、いろいろ因縁はあるんだけどさ。 あの老夫婦も。ばあちゃん、矢、かっこいい~っとか 思ってたらこれもたまメッチャ痛々しい最期だし。 でも、なんか凄惨なんだが、私グロイのはキライなんだが、 そういやな感じをうけないのは、その死の後が感じられるからかも。 子どもは生き返るし、 おばあちゃんたち、幽霊で元気にでてくるし。 なんだかんだで、みなさん強いので、蹴散らし蹴散らし進んでいくし、 いけ~っ!ってゆー勢い感がすごい。 が、どーもみなさんバラバラになっちゃったようで、 これまたひと騒動あるんだろうなあ。 いやーホント、話の展開巧みだわ。滝沢馬琴だっけ? いまでゆーと、東野圭吾だわ~。

Posted byブクログ

2011/10/07

NHKの人形劇ではものすご~い存在感があって、どんなに少なくても1週間に1度は顔を見ていたんじゃないかとさえ感じていた「玉梓の怨霊」だけど、この物語だとあんなに頻繁にドロドロとは登場してきませんねぇ。  逆に船虫はこの2巻においてはあっちこっちに出てきます。  とても女の弱足では...

NHKの人形劇ではものすご~い存在感があって、どんなに少なくても1週間に1度は顔を見ていたんじゃないかとさえ感じていた「玉梓の怨霊」だけど、この物語だとあんなに頻繁にドロドロとは登場してきませんねぇ。  逆に船虫はこの2巻においてはあっちこっちに出てきます。  とても女の弱足ではこんなには神出鬼没に移動できないんじゃないかと感じちゃうぐらいに・・・・・。  しかも出てくるたんびに旦那が違うし・・・・・・。  まあ、どいつもこいつもろくな亭主じゃないから「さもありなん」ではあるけれど、何だか哀しい女性です。 (全文はブログにて)

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2011/09/03

好きな場面は、世四郎と音音が犬士たちと別れるところで、世四郎が言った言葉。「あなたがたが道節様、浜路様、ゆかりのかたがたと知り、この世のうわべの下に隠された、えにしの霊妙さにおどろいています。…ふかいえにしに結ばれた私たちはまた、必ず再会することでしょう」その後の、世四郎、音音が...

好きな場面は、世四郎と音音が犬士たちと別れるところで、世四郎が言った言葉。「あなたがたが道節様、浜路様、ゆかりのかたがたと知り、この世のうわべの下に隠された、えにしの霊妙さにおどろいています。…ふかいえにしに結ばれた私たちはまた、必ず再会することでしょう」その後の、世四郎、音音が身をていして若ぎみ・道節の盾となるときに言った言葉、鬼火となって再び道節や犬士を救うために現れた時に言った言葉…人を信じ、人に忠誠を尽くして命をもかけるということが、なんだかとても羨ましい行為に思えて涙ながらに読んだ。あきらかに子ども向けの表紙、広げてる書面は文字が少なく、ルビがいっぱいふってある…その本を涙ながらに電車の中で読んでいる私。周囲にどう映っているのか…。ここまでで6犬士がでてきた。さあ、あと2犬士だ。

Posted byブクログ

2011/07/15

第一巻に続いて、二犬士が登場。伏姫のいいなずけであったゝ大(ちゅだい)法師と犬士たちが巡り会い、犬士たちも自らの宿縁を知る。残るは二犬士。敵との激闘をかいくぐり、犬士たちはこもごも運命の地、安房を目指す。前巻に増して血みどろ度全開。極彩色で派手な展開は、どこか、歌舞伎なんかに通じ...

第一巻に続いて、二犬士が登場。伏姫のいいなずけであったゝ大(ちゅだい)法師と犬士たちが巡り会い、犬士たちも自らの宿縁を知る。残るは二犬士。敵との激闘をかいくぐり、犬士たちはこもごも運命の地、安房を目指す。前巻に増して血みどろ度全開。極彩色で派手な展開は、どこか、歌舞伎なんかに通じているような気がする。「重畳」「御意」なんていう大時代な言葉が出てくるのも楽しい。昨今、なかなか触れる機会がないし。子どもとの間で流行っているのは「御意」。「これって○○ってことだね?」「御意!」などと言って遊んでおります。「冥助」など、難易度が高くなると簡単な説明がつく。「冥助」は私も知りませんでした。勉強になりました。犬士の1人が巣鴨で磔にされかけるのだが、巣鴨と言えば巣鴨刑務所。さらにその前は刑場があったのだろうか? 板橋にはあったようだけれど、そのあたりのことなのかな? つながりがあるようなないようなでよくわからない。馬琴がどの程度、実在のものに基づいて書いているのかもよくわからないが。

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2009/10/04

伏姫のいいなずけ大輔はゝ大と名をかえ僧となり、散った八つの珠をさがす。荘助は獄中、道節は上杉定正を父の仇とねらい、信乃と現八は、利根川で小文吾に助けられる。

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2009/10/04

次々と八犬士らがであっていき、読んでいた楽しかった。また、他人のために自分の首をささげる房八に心をうたれ・・・・た

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