1,800円以上の注文で送料無料

精神科医がうつ病になった の商品レビュー

3.9

9件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    2

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2021/10/17

物語としても闘病記としても読みやすくていいと思うけど、最後の終わらせ方があまりに綺麗に終わらせようとしすぎている感じがした。ほんの流れ的に人生はそんなにうまくいかないけど続いていきます、位の方がしっくりくる。

Posted byブクログ

2017/02/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

親友がうつ病になり自殺。その悲しみを抱えて精神科医として生きる筆者も、うつ病になった。筆者は非常に濃密な人間関係を築いており、それが良くも悪くも彼の柱となっているように感じられた。 うつ病になる過程を、よく時系列にして細かく描写することができたと思う。 筆者の治療は非常に順調に進んだケースではないだろうか。あるいは、物語として純化されていく中で、消えた部分もあるかもしれない。 ハードワークによる取れない疲れ、それでも仕事をこなそうとするうつ病のスパイラルは、自分もそうならないよう気に留めておきたい。

Posted byブクログ

2015/07/01

うつ病のこと、ちょっと知りたくて手に取った。病気のことも理解しやすく書かれていて、ストーリー性もあり、読みやすい本だった。

Posted byブクログ

2012/05/21

うつ病の病態や治療についてわかっていても、いち患者となった時には「自分の限界」がどこなのかわからない。他者を患者としてみた時には、客観的に判断できることが、自分となると難しい。それがうつ病の症状であることも、著者の説明で納得できた。援助する立場だからこそ、陥りやすい状況が良くわか...

うつ病の病態や治療についてわかっていても、いち患者となった時には「自分の限界」がどこなのかわからない。他者を患者としてみた時には、客観的に判断できることが、自分となると難しい。それがうつ病の症状であることも、著者の説明で納得できた。援助する立場だからこそ、陥りやすい状況が良くわかり、ほっとさせられた。

Posted byブクログ

2012/04/19

ノンフィクション。 内容はタイトルの通りで、医療従事者だからこそ書ける「リアル」がある。 医療・福祉に従事したいと思う人には是非読んで欲しいと思った。

Posted byブクログ

2012/01/24

ツレがうつになりましてを読んで、もう何冊かうつに関する本を読もうと思って図書館で借りてきた。 一冊目なので、簡単に読める闘病記っぽいものを読んでみようかなっていう方針で棚をうろうろして、精神科医の方が書いたこの本にした。 精神科医の方が書いただけあって、ツレが~ではあんまり書か...

ツレがうつになりましてを読んで、もう何冊かうつに関する本を読もうと思って図書館で借りてきた。 一冊目なので、簡単に読める闘病記っぽいものを読んでみようかなっていう方針で棚をうろうろして、精神科医の方が書いたこの本にした。 精神科医の方が書いただけあって、ツレが~ではあんまり書かれていなかった、薬の処方の仕方とか症状の進行の仕方とか治療方法とかについても触れながら、自身の闘病の様子を書いている。 死にたいと思うようになったらそれって全部うつの症状なのだろうか。まだよくわからないので、もう何冊か読んでみようかなー。 読んでよかった。

Posted byブクログ

2009/10/12

若い医師のうつ病体験記。薬を最大限飲んで診察に当たる姿は痛ましい。快方に向かうところで終わるが、治療の期間が短いため、あれで本当に治ったのかどうかは不明。その後再発していなければよいのだが。

Posted byブクログ

2009/10/04

内容(「MARC」データベースより) 治療に熱心なあまり自らもうつ病に陥ってしまった現役精神科医が書き下ろす体験記録。親友の自殺を経て、自らの発病から恋人と友人たちの支えによって回復するまでを綴った手記。

Posted byブクログ

2009/10/04

精神科医であるためうつの知識は正確。 うつ病患者の治療に当たる精神科医がうつ病になった。自殺を思い留めるよう患者に接するはずの自らが、病によって強い希死思念を抱く。医師としての知識は当然だが、一患者としてありのままに闘病生活を描いていて、非常に共感を覚えた。 文章も非常に読みやす...

精神科医であるためうつの知識は正確。 うつ病患者の治療に当たる精神科医がうつ病になった。自殺を思い留めるよう患者に接するはずの自らが、病によって強い希死思念を抱く。医師としての知識は当然だが、一患者としてありのままに闘病生活を描いていて、非常に共感を覚えた。 文章も非常に読みやすく(文章力がすばらしい)、あっという間に読み切った。

Posted byブクログ