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イブの憂鬱 の商品レビュー

3.5

36件のお客様レビュー

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20代を終えようとす…

20代を終えようとする女性と40代でもまだまだ恋愛に追われる母を描きます。 キャラの絡み合いが絶妙でした。 傑作です!!!!!!

文庫OFF

29歳という微妙な年…

29歳という微妙な年頃の主人公。40過ぎても恋に燃える母。それぞれの女の生き方。

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30歳を目の前にした…

30歳を目の前にした、真緒の1年間の物語。シングルマザーの道を選んださつきや、4度目の結婚を考える母親。いろんな女性に囲まれて、自分の道を、自分の足で一歩一歩進んでいく。自分も29歳になったら、こんな風にいろんなことを考えてしまうんだろうか?

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やり直しは効くんだと…

やり直しは効くんだと思いました。この本に出会えて良かったです。

文庫OFF

仕事でゆう欝な気分の…

仕事でゆう欝な気分の女性(とくに30まえくらい)の人は読めば、きっと感動すると思う。

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年を1つとったからっ…

年を1つとったからって何も変わらないと頭では分かっていながらも、いざ自分も29歳という年齢を迎えたら、憂鬱な気分になってしまうかもしれない。そんな誰しもが経験するであろう女性の心理が上手く描かれている作品だと思います。29歳になった時に仕事も恋愛も中途半端。やりたいことも、やれる...

年を1つとったからって何も変わらないと頭では分かっていながらも、いざ自分も29歳という年齢を迎えたら、憂鬱な気分になってしまうかもしれない。そんな誰しもが経験するであろう女性の心理が上手く描かれている作品だと思います。29歳になった時に仕事も恋愛も中途半端。やりたいことも、やれることもなく、ただただ毎日を同じように過ごしているだけ。そんな主人公が、友人から偶然もらったきっかけを境に、精神的にも成長していく過程はとても素敵だった。同じ年代の女性は共感できるところが多く、読みやすい作品

文庫OFF

ちょっと疲れてしまった時に読むと、肩から力が抜ける……そんな一冊です。

29歳の誕生日。「不幸じゃない。だけど……」という中途半端な生活から、一歩前に進もうとする真緒の一年間を描いた物語です。ちょっと疲れてしまった時に読むと、肩から力が抜ける……そんな一冊です。

zxc

2023/01/22

物語が進むにつれて真緒がどんどん明るくなっていくのがすごく良かった。 共感できるところがたくさんあって自分も前向きになれた。

Posted byブクログ

2021/09/14

前回読了の作家平林たい子氏より時代は下って、50年後に生まれた作家唯川恵様の作品。 軟弱に思わされるほうの現代作家さん。(失礼、あくまでも思わされる、だからね) 題名「イブの憂鬱」に示されるように、現代女性の結婚すべきや否やの悩み。 平林氏も常に女性の性と愛について戦ながら書い...

前回読了の作家平林たい子氏より時代は下って、50年後に生まれた作家唯川恵様の作品。 軟弱に思わされるほうの現代作家さん。(失礼、あくまでも思わされる、だからね) 題名「イブの憂鬱」に示されるように、現代女性の結婚すべきや否やの悩み。 平林氏も常に女性の性と愛について戦ながら書いた。思想も愛に直結していた。 すらすらと読めた、あまりにも口当たりがいいので憂鬱でもないんじゃないの!なんて。 女29歳。微妙な年頃とか。(えっ!昔は確か24歳だった、高齢人口が増えて繰り上がった) いよいよ29歳の誕生日を迎えた「真緒」は出社拒否気味、ブルー、ブルー。 『自分にいったい何ができる?』 それは何時の時代にも、言ってきたと思う、聞いてきたと思う、同じ台詞。 『やりがいのある仕事がしたいという、…(略)…考えたところで、やりたいことは見つからないし、自分にどんな仕事が向いているのかもわからなかった。』 『もちろん結婚だって考えた。…とり残されたような焦りに包まれた。…結婚さえすれば…すべてが解決するような気がした。…結婚しなかったのか、できなかったのか。…早い話、結婚したいと思った男からはプロポーズされず、プロポーズしてくれた男とはどうしても結婚する気になれなかった。そういうことだ。』 『29年間かけて、少しずつ、諦めることが上手になってきたように思う』と結論がでそう。 結婚している元同僚に会っても、「まだ29歳だから、専業主婦から抜け出したい」打ち明けられ、49歳の母には4度目の再婚をちらつかされる。面白くないからお見合いでも、とすれば断わられる。やることなすこと失敗の連続。いろいろいろいろあって一年は過ぎていって30歳を迎えた。 と、唯川恵さんは脂の流れるような書き様で「微妙な29歳」がうまい。 そうして、なあんだ。「なあんだ」が何かは書かないが、日本は豊かになった、かなわないほど豊かなんだなーと思う。なぜって?思想がなくても生きていけるようだもの。

Posted byブクログ

2020/02/24

タイトル通り、30代に突入する前の女性の気持ちの変化を描いた小説。 いまいち共感できず、全体的に薄味な印象。 自分は男だからか、29から30のある意味大台に乗っかる心境の変化は特になかったし。 でも、女性にとってはやっぱり大きな意味があるんだろうな、と思う。 女性はクリス...

タイトル通り、30代に突入する前の女性の気持ちの変化を描いた小説。 いまいち共感できず、全体的に薄味な印象。 自分は男だからか、29から30のある意味大台に乗っかる心境の変化は特になかったし。 でも、女性にとってはやっぱり大きな意味があるんだろうな、と思う。 女性はクリスマスケーキ、の様な時代錯誤の言葉があるけど、その価値観はまだ一部で根強くあって、その視線に晒される事は想像以上に自身を追い込むのかもしれないなー、なんて。

Posted byブクログ