自分を鍛える! の商品レビュー
1835年という昔に書かれた自己啓発本である。奥野宣之氏の著作で奨められていた、確か二度ほど。 現代では、いろいろ焼き直されてしまっているので、その手の本を読んだことがある人にとっては新しい発見はあまりないのかもしれない。 もちろん大政奉還より前に書かれている本なので、さすが...
1835年という昔に書かれた自己啓発本である。奥野宣之氏の著作で奨められていた、確か二度ほど。 現代では、いろいろ焼き直されてしまっているので、その手の本を読んだことがある人にとっては新しい発見はあまりないのかもしれない。 もちろん大政奉還より前に書かれている本なので、さすがに古さはあるものの、逆に言えば、この本が一冊あれば、勉強法の基本が押さえられると言っていい。 『自助論』でも感じたのだが、昔の本は、今と比べて散文的なので、そこは好き嫌いが別れるかな。 [more] (目次) 1章 ものを「考える頭」には限界がない! 2章 “いい習慣”をつくれば疲れないで生きられる! 3章 集中力・記憶力が格段にアップする「短期決戦」法! 4章 緻密な頭をつくるための読書法! 5章 こうすれば自分の「持ち時間」が最大限に生きてくる! 6章 人間関係がうまくいく「話し方・交際術」 7章 これが頭と体の正しい「訓練」法 8章 あなたも“自分の壁”を破れる!
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原題は「学生のための手引き(Student's manual)」ですが、ストイックなビジネス書として章立て、アレンジされています。 「心(処世)」「技(勉強)」「体(運動)」を整え、好循環を作り出そうという、フラ ンクリンの影響が強く感じられ、初夏にこういう爽やかな一冊...
原題は「学生のための手引き(Student's manual)」ですが、ストイックなビジネス書として章立て、アレンジされています。 「心(処世)」「技(勉強)」「体(運動)」を整え、好循環を作り出そうという、フラ ンクリンの影響が強く感じられ、初夏にこういう爽やかな一冊と出会えたことに感謝しています。 ちなみに、書物は立ってを読み込むスタイルが推奨されていますが、これを実践されている尊敬する方がいて、本書に出会うまで「あー・・皆に眠いの丸出しじゃんか・・」とか思っていたのはマジ内緒です。
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著者は自分を鍛えるために、勉強、読書、運動の重要性を説き、読者に対して不断の努力とストイックな生活を必要性を訴える。その一方で、自分の身を守るため、知識や成果を人にひけらかしたり、称賛の対象として他人に期待したりすることを戒めている。 全体を通して、抽象的なメッセージが多いが、そ...
著者は自分を鍛えるために、勉強、読書、運動の重要性を説き、読者に対して不断の努力とストイックな生活を必要性を訴える。その一方で、自分の身を守るため、知識や成果を人にひけらかしたり、称賛の対象として他人に期待したりすることを戒めている。 全体を通して、抽象的なメッセージが多いが、その分、その時代にあった解釈が可能になるため、普遍性があるだろう。 抽象的な記述が多い中で、P140の読書についてはハウツー的な本の読み方を示しており、参考になる。また、同様に人間関係について、「メイソンの11の提言」としてハウツーが記載されており(P202)、研鑽しあえるコミュニティーでの立ち居振る舞いに関するTipsとして有用だろう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・本書が書かれたのは一昔も二昔も前の時代。現代との価値観の違いも目立つが、洗練された説得力のある説教から著者の牧師としての魅力もひしひしと感じられる。 ・忍耐強く努力を継続することこそが大事なんだという教訓はずっと座右の銘にしていけたらなと思う。
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固い!固いぞ! ただ、言っていることは、まことに真なり! ちょっと内容が古い感じはするが、 まあいいか。 読後当時にブログに掲載したコメント。
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ちゃんと計画して、忍耐強く(焦らず)早く終わらせるよりも、ゆっくり丁寧な仕事をしましょう。 本もおなじ、熟読しようね。 あと、ちょっとしたことだとしても、誘惑に負けないようにね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ...
ちゃんと計画して、忍耐強く(焦らず)早く終わらせるよりも、ゆっくり丁寧な仕事をしましょう。 本もおなじ、熟読しようね。 あと、ちょっとしたことだとしても、誘惑に負けないようにね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 仲間の間で、いてもいなくてもいい存在にならないこと(/_・、) 精神のために運動すること。 朝はやるべきことをちゃんと計画し、夜は一日を振り返り、徹底的に反省すること 勉学を楽しむと言うより、義務にしてしまうこと。 楽しみは娯楽の対象物の中ではなく、自分の心にある。 自分の心が楽しいと感じれば、全てのものが娯楽の対象になる。 あとは「時間をまもろ〜はやおきしよ〜」などなど ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 魂は大きなものを求めて膨らんでいかなければならない うわべだけ光るものか、内から本物に光を発するものを、 人の世の称賛か、あるいは神の称賛を、、求めて。
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これを読んで、心と体の強い自分になれるか?というと、多分無理でしょう。間違ってはいないが、ありきたりな提案ばかりで、誰でも知っている事ではないのだろうか?時間は大切に使おう。人への中傷はやめよう。忍耐、努力を忘れずに。一期一会を大切に。はい、その通りです。
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Todd's Student's Manual 健全な常識に裏打ちされた実践の書。古き良きアメリカの清教徒的精神と、人生に対する明るく建設的な態度が貫かれています。
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