からだが弾む日本語 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
上の子ちゃんの学年から「詩のボクシング」をやるらしい。 漠然と「詩のボクシング」については知っていたものの、なんじゃいな、と改めて本を読んでいます。 上の子ちゃんも、自作の詩は6年生で、5年生は既存の詩を読む。 抑揚をつけたり、気持ちを込めたり、表現するということが目標らしい。 ならば、お手本になるかな?と掲載の詩に期待して読みました。 中原中也の「生い立ちの歌」というのがやっぱり好きですが、 (昔読んだことがありましたが改めて読むとやっぱりいいです) 5年生には難しい内容かと思い、よみきかせにはパス。 後半の永六輔さんとの対談で気になる部分を発見。 永さんが、「いまのこどもたちは、テレビやゲームのように上手に話しかけてくれるものに接しているから、先生も話し方が上手じゃないとこどもたちには聞いてもらえない、と自覚しなくちゃ」とおっしゃる。 ただのんべんだらりんと授業(説明)したって、こどもは聞かないんだよ。 ただお説教したって、こどもは聞かないんだよ、と改めて思う。 ってことは、どの詩をどの本を読むにしても、心をこめて読まないと。ね。
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